「9月9日(日本時間)現在、大谷選手は46本塁打、46盗塁を記録しています。米国の大手データサイトによれば、“メジャー史上初”となる50本塁打&50盗塁を達成する“Xデー”は今月28日だと予測されています」(スポーツ紙記者)
ドジャース・大谷翔平選手(30)の偉業へのカウントダウンが始まるなか、メジャーリーガーの子供たちも熱く大谷を応援していた。
「先月29日、愛犬デコピンが始球式を務めた本拠地のドジャー・スタジアムでは、大谷選手のボブルヘッド人形が配られました。特に、この日限定配布された“金のボブルヘッド”は超レアアイテム。それを手にした一人が同僚のジョー・ケリー投手(36)の息子・ノックスくんでした。
実はノックスくんは昔から大谷選手の大ファン。昨年までホワイトソックスに在籍した父親に『パパ、ショウヘイは最高の選手だよ。彼はパパから本塁打を打つと思う!』と言い切っていたとか。この日、ノックスくんは金のボブルヘッドを入手したドジャースファンと交渉を開始。父親が試合で実際に使っていたグラブと勝手に交換して、手に入れたのです。ケリー投手は両手を上げて苦笑いしていました」(前出・スポーツ紙記者)
試合後、ケリー投手の妻・アシュリーさんが自らのインスタグラムに、ノックスくんと大谷の2ショット画像をアップしていた。
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「ケリー投手は試合用のグラブを2つしか持っておらず、“最後の1つがもし破れたらどうしよう”とヒヤヒヤだったとか。試合後、聞きつけた大谷選手がそのボブルヘッドにサインを書き、記念撮影にも応じていました。有頂天のノックスくんに対してケリー投手は『今年のクリスマスプレゼントはもうないよ!』と伝えて、その場は笑いに包まれていました」(前出・スポーツ紙記者)
同僚の子供だけではない。ライバルチームの子供たちにも大谷ファンが増えてきている。 昨シーズンに引退した元タイガースのミゲル・カブレラ(41)の息子・クリスくんもその一人だ。
「クリスくんは自らのSNSに大谷選手との2ショットをアップし、《唯一無二のショウヘイ・オオタニと一緒に》と記しました。カブレラ氏は元三冠王のレジェンドです。大谷選手は投手として“記念に1本、ソロぐらいなら打たれてもいいと思えるぐらい尊敬している”と公言するほど。そんなカブレラ氏を父に持ちながら“唯一無二”と評するほどクリスくんは大谷選手を尊敬しているのです」(前出・スポーツ紙記者)
元ロイヤルズのザック・グレインキー投手(40)の息子・ボーデくんも大谷が“推し”だ。
「グレインキー投手はメジャー通算225勝を誇り、サイ・ヤング賞にも輝いた大投手です。
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ボーデくんは大好きな大谷選手を完全に見習って、左打ちの二刀流としてプレーしているそうです。昨年、ボーデくんは母のエミリーさんとともに大谷選手と感動の対面を果たしました。彼女はインスタで《史上最高の日。ボーデのアイドル(パパ以外で)がこの男だから! 彼にとって最高の日にしてくれてありがとう、ショウヘイ・オオタニ!》とつづっていました」(前出・スポーツ紙記者)
■闘病中の同僚三男を応援するTシャツを
ライバルチームの監督の子供にも大谷ファンが存在していた。
「マーリンズのスキップ・シューメーカー監督(44)の高校生になる息子も大谷選手の大ファン。彼のホームランを見ると、元気をもらえるとか。シューメーカー監督は大谷選手と同じく『CAAスポーツ』と代理人契約を結んでいる縁もあり、大谷選手は監督の息子のユニホームにサインを書いていました。番記者には『父がマーリンズの監督なのに、息子はショウヘイが私たちから打ったとき、とても喜んでいるよ……』と嘆いていました」(前出・スポーツ紙記者)
そして最も有名なメジャーリーガーの“大谷キッズ”といえば、同僚フレディ・フリーマン選手(34)の長男・チャーリーくんだろう。
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「まだ大谷選手がエンゼルス時代、フリーマン選手は、大谷選手が表紙になった人気ゲームソフト『MLB the Show』をチャーリーくんのために購入していました。オールスターでの本塁打競争を見て、魅了されたとか。’22年、ドジャー・スタジアムで開催されたオールスターゲームで大谷選手とチャーリーくんは初対面。以来、大谷選手はフリーマン選手と会うたびに『チャーリーくんは元気?』と声をかけるようになったそうです」(前出・スポーツ紙記者)
そのフリーマン選手の三男・マックスくんは今夏、体調不良で緊急入院。神経障害の一種「ギラン・バレー症候群」を発症していることが判明し、一時、人工呼吸器をつけるなど重篤状態に……。
「フリーマン選手はチームを一時離脱して三男の闘病を支えました。治療が功を奏し、三男は自宅に戻ることができ、フリーマン選手も先月上旬にチームに復帰しました。そのとき、彼が選手たちに配ったのが、マックスくんのリハビリを応援する《#MAX STRONG》と書かれたTシャツでした。大谷選手はいまも投球練習でグラウンドに出る際、このTシャツを着ています。選手の子供たちにも慕われるのは、“父のような優しさ”にあふれているからでしょう」(前出・スポーツ紙記者)
『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2024』の著者でスポーツライターの友成那智さんも言う。
「チームメートを応援する姿やグラウンドのごみを率先して拾うなど、模範的な人間性が選手の子供たちにも伝わるのでしょう。大谷選手はプレー中、少年のように笑ったり、怒ったり、驚いたりする表情を見せてくれて、心から野球を楽しむ様子が伝わります。そうした姿が、自分の父親以上に『僕も大きくなったら大谷選手みたいになりたい!』と思わせるのかもしれませんね」
翔平を慕う“メジャーキッズ”親衛隊は、まだまだ増えそうだ。
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