俳優の吉高由里子が主演を務める、大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜 後8:00 NHK総合ほか)の第9次キャスト陣と新たな相関図が公開された。
【写真多数】フレッシュな顔ぶれ!第9次キャスト陣を紹介 主人公・紫式部/まひろは、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を書きあげた女性。「光源氏」の恋愛ストーリーの原動力は秘めた情熱と想像力、そしてひとりの男性への想い。その男性の名は藤原道長。変わりゆく世を自らの才能と努力で生き抜いた女性の愛の物語だ。脚本は大石静氏が務める。
倉沢杏菜が演じる藤原妍子は、藤原道長と嫡妻・倫子の次女。東宮・居貞親王(のちの三条天皇)の妃となるが、東宮がはるかに年長であることに不満を抱く。キラキラした贅沢な衣装や道具が好き。
上村海成が演じる藤原頼宗は、道長と源明子の長男。倫子と競う母・明子の期待を背負って育つ。道長と倫子の長男の頼通に比べて出世は遅れたが、のちには兄弟とともに異母姉の彰子を支える。
阿佐辰美が演じる敦明親王は、三条天皇の皇子。狩りが好きで、活発な性格。のちには東宮となるはずであるが、外戚が弱く後見がいない。我が孫を東宮にと望む道長の圧力にさらされることになる。
神尾佑が演じる平為賢は、藤原隆家と親交のある武者。隆家が大宰府に赴く際に従い、刀伊の入寇の際に軍功を立てる。為賢のもとで双寿丸は武術の研鑽に打ち込んでいる。
吉柳咲良が演じるちぐさ/菅原孝標の娘は、のちに「更級日記」を記す。伯母は藤原道綱の母。父の赴任先にいた子供のころより「源氏物語」に憧れる。京に戻ったのちにようやく全巻を手に入れて感動し、暗唱するまでに読みこんでいる。