白泉社は11日、人気漫画『ベルセルク』のアニメーション制作を告知する違法サイトに注意喚起した。
【画像】これはヒドイ…無断に画像使用 『ベルセルク』違法SNS&サイト 書面にて白泉社は「ベルセルクのアニメーション製作が以下のXアカウント(https://x.com/studio_eclypse)及びウェブサイト(https://studio-eclypse.com)にて告知されていますが、著作権者である三浦建太郎(スタジオ我画)は許諾しておりません」とアニメ制作を否定。
「また、使用されている映像も無許可のものです」と違法サイトだと説明し、注意喚起している。
『ベルセルク』は、『月刊アニマルハウス』にて1989年に連載がスタートし、その後『ヤングアニマル』に連載を移し、コミックス累計5500万部を超える人気ダークファンタジー。剣と魔法、そして魔物が存在する世界を舞台に主人公・ガッツが、異形の怪物と戦いながら成長する壮大なストーリー。1997〜98年にテレビアニメ化、2012年〜13年に3部作で劇場アニメ化、2016〜17年に再度テレビアニメ化された。
コミックスはアメリカ、フランスなど延べ20の国と地域で刊行され、世界中の読者を魅了し続けているが、作者の三浦建太郎さんは2021年5月に急性大動脈解離のため54歳で死去。その後、2021年9月の最新話掲載を最後に休載し、21年12月にコミックス41巻を発売。そして親交があった漫画家・森恒二氏が監修し、三浦さんの元で学んだスタッフが所属しているスタジオ我画が漫画を描く形で2022年6月に第365話より連載が再開されている。