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ヤマト運輸や佐川急便は9月11日、JR貨物の貨物列車の一時運行停止により配送に遅れが生じると明らかにしました。
JR貨物で車両の輪軸組立時に不正行為があったことが明らかになり、国交省は10日に緊急点検を指示すると発表していました。
報道によると、不正の有無を確認できていない車両が新たに300両見つかり、安全性確認のために、同社は11日に全ての貨物列車の運行を一時的に取りやめたといいます。
ヤマト運輸は、一部の荷物の輸送に貨物列車を利用しており、JR貨物の運行停止の影響で、配送に1日以上の遅れが生じる見込みとしています。対象は9月10、11日発送分の荷物で、東京、関東地域から九州地域、北海道あての荷物と、九州地域、北海道から東京、関東地域あての荷物。
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佐川急便も同様に、配送に遅れが出ていると発表。全国から北海道、東北、関東、北陸、関西、九州向けの荷物の配送が遅れる可能性があるとしています。11日以降の発送分の荷物について、「代替の輸送手段への切り替えを検討し、遅延を最小限に抑えるために最善を尽くしてまいります」と述べています。
福山通運、西濃運輸も同様に配送の遅延が発生していると明らかにしています。
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