母親に懲役10年=6歳次女虐待死―岡山地裁

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2024年09月11日 19:31  時事通信社

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 岡山市で2021年9月、次女=当時(6)=を虐待し、その後死亡させたとして、逮捕監禁致死罪などに問われた母親、西田彩被告(36)の裁判員裁判の判決が11日、岡山地裁であった。本村暁宏裁判長は「(交際相手による)虐待を認識しながら、制止したり助けたりせず、(虐待に)重要な役割を果たした」と述べ、求刑通り懲役10年を言い渡した。

 弁護側は実行行為をしておらず、ほう助にとどまると主張していたが、本村裁判長は「被告による次女の素行報告をきっかけとして、その内容に応じた虐待が行われていた」と退けた。被告側は即日、控訴した。

 判決によると、西田被告は21年9月10〜25日、交際相手だった船橋誠二受刑者(41)=懲役14年の実刑確定=と共謀し、岡山市内の自宅で真愛ちゃんを鍋の上に長時間立たせ、口の中に指を押し込むなど暴行。同25日には、全身に布団を巻き付けて押し入れに放置し、22年1月12日に低酸素脳症で死亡させた。 

このニュースに関するつぶやき

  • 2児の親だけど何があろうと子殺しや虐待は厳罰化してほしい。罪のない子供に十分な絶望を与えながら殺す親などこの世に要らないとさえ思う。
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