【モデルプレス=2024/09/12】俳優の柳楽優弥が主演、女優の黒島結菜がヒロインを務める映画『夏目アラタの結婚』より、スペシャルメイキング映像が解禁された。
【写真】黒島結菜、出産後も変わらぬ美スタイル◆柳楽優弥主演「夏目アラタの結婚」
原作は、多岐にわたるテーマを緻密な人間描写を通じて表現することに定評がある乃木坂太郎氏が2019年から「ビッグコミックスペリオール」(小学館)で連載し、累計発行部数が260万部のベストセラーコミックスとなっている同名漫画。9月6日に公開を迎えた本作は、公開初週の3日間の動員で、初登場作品の中で第2位を記録した。
日本中を震撼させた連続殺人事件の遺族から相談を受け死刑囚に会いに行く元ヤンキーで児童相談所の職員である主人公・夏目アラタ役に柳楽、物語の鍵を握る“品川ピエロ”の異名をもつ連続殺人犯にして死刑囚の品川真珠役に黒島。そのほか、中川大志、丸山礼、立川志らく、福士誠治、今野浩喜、佐藤二朗、市村正親ら豪華キャスト陣が集結している。
◆黒島結菜、3時間かけた“衝撃変身”姿披露
今回解禁となった映像では、撮影前に3時間かけて、黒島が太った品川ピエロに変身する衝撃的な様子おさめられている。この特徴的なピエロを作り上げるために、制作陣は顔や体形の太り具合、ピエロメイクのデザインなど細部に至るまで約2か月の制作期間が掛けられた。さらに、太った顔にするために顔につけるマスクが分厚いため、表情がわかりやすくなるようにあえて口の周りは厚みを薄くするなどのこだわりも随所に散りばめられている。
実際に太った品川ピエロへと変身した黒島は「特殊メイクをした時はずっと座っていて身動きが取れない状態だったので、自分がどういう姿になっているのかが分からなかったんです」と初めての特殊メイクに「想像が出来なかった」と語る。しかし、完成した自身について「見てみたらちゃんと私なんですよね」と特殊メイクをしても黒島らしさは失われていなかった。そのうえで「私の面影はあって、ちゃんと太っていて、あ…怖いって思いました」と衝撃的なピエロ姿について明かしている。
そしてもう1つの注目ポイントが、アラタが最初に真珠に対面した時に特徴的なガタガタの歯だ。今回の実写化において、原作者・乃木氏も「真珠の『歯』は、自分の人生を奪われ続けた真珠の存在証明の象徴なので、作者としてはそこは絶対に譲れない」と語る特徴的な歯並びの再現は、特注のマウスピースを制作することによって実現。大きすぎず、出っ歯にならないように、ちゃんと口を閉じられるようにするなど細部までこだわり抜くために制作に5カ月もの期間が要され、黒島自身も何度も試着し改良が加えられ続けた。
ガタガタの歯をした太ったピエロという衝撃のビジュアルの真珠。このガタガタの歯、そしてピエロ姿こそが物語の“ある秘密”を解き明かすための重要なアイテムとなっている。キャラクターの造形そのものが謎解きの大きなヒントとなっている本作。なぜ真珠の歯はガタガタなのか。連続殺人犯を演じた黒島は「サスペンスだけでなく、ラブストーリーやコメディ、色々な要素があるので多くの人に楽しんでいただきたい」と魅力を語った。(modelpress編集部)
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