NHKの子供向け番組『おかあさんといっしょ』で「たいそうのおにいさん」を務めていた“ひろみちお兄さん”ことタレント・佐藤弘道が12日、『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)に生出演。現状について説明し、立ち上がる姿を披露。Xでも反響を呼んでいる。
■先月20日に退院
佐藤は今年6月、機内で体調を崩し、下半身麻痺で歩行ができない状態に。動脈が閉塞して脊髄が虚血(必要量の血液が流入しない状態)に陥る「脊髄梗塞」と診断され、緊急入院した。
有効な治療法が確立しておらず、一時はまったく歩けない状態だったが、リハビリを経て先月20日に退院。「奇跡的に歩くことができるようになり、無事に退院することができました」と報告していた。
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■立ち上がる様子も披露
この日、病気の公表後初のテレビ出演となった佐藤は、リモートで登場。入院の2日前に筋肉痛のような痛みを感じる異変があったことや、発症した当日も左足に痺れを感じたことなどを説明する。
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MCの宮根誠司から現在の回復状況について聞かれると、「今はある程度、普通に立って…」と、椅子から立ち上がる様子も披露。「まだちょっと左足のほうが麻痺が多いので、たまに足を引きずることもあるんですけれども。座ったり立ったりすることは(できる)」と語った。まだ腰回りや皮膚の感覚は戻っていないが、歩く際にも杖は使わないことも明かしていた。
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■「涙が出ます」「復活してよかった」
生放送で回復ぶりを明かした佐藤の様子に、Xでは「ひろみちお兄さん」などのワードがトレンド入り。
「ひろみちお兄さん…立ってるぅ」「ひろみちお兄さん復活してよかったよねぇ」「ミヤネ屋生出演のひろみちお兄さん見ながら泣いてる」「ひろみちお兄さんホントよかったね…」と歓喜が。
「『体操しててもいきなり歩けなくなるのか…』と体操界にネガティブな空気が漂いかけるのを『体操してたから体力があって克服できる!』に一気に塗り替えるの、体操のお兄さんとして最高」とのコメントも。
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「リハビリも相当追い込んでやっていた様子…歩行はできるけど感覚麻痺はまだ残っている様子。ご家族のサポートにも涙が出ます」といった声もみられた。
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■「尊敬する」「勇気もらった」の声も
さらに、入院中や闘病中の人からは「寝たきり数ヶ月やってると筋肉無くなちゃうからね…ひろみちお兄さんの凄さがわかる。あの短期間であそこまでってほんと尊敬するよ」「病名も症状も違うけど俺も勇気もらった」との感想も。
「諦めずにリハビリを続けて、今となっては杖もなく歩けている。確実に脊髄梗塞を発症した人の心の助けに、確実になっている。本当に凄い」「しっかりと杖もなく椅子から立ち上がり足踏みする姿は、きっと同じ病で悩んでる人たちにとって希望の光になるよ」といったコメントも見受けられた。
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