二宮和也主演ドラマ「ブラックペアン シーズン2」が、最終回間近。その前に、二宮をはじめ、竹内涼真、葵わかな、キム・ムジュン、小泉孝太郎、内野聖陽のクランクアップ写真が到着した。
2018年放送の「ブラックペアン」の続編となる本作。今回、人も金をももてあそぶ悪魔な世界的天才外科医・天城雪彦という、新たな役で本作に参加した二宮。クランクアップは、最終話のロケシーンだった。
約5か月におよんだ撮影について、「毎日考えていて、ギリギリまでずっと考え続ける日々でしたが、それに皆さんが対応してくださって、本当にいいものができたんじゃないかなと思っています」とコメント。また、前作が日曜劇場初主演だったことをふり返り、「また日曜劇場に戻って来られることを目標に頑張っていきたい」と誓った。
また、すでにクランクアップしていた、パク・ミンジェ役のキム・ムジュンがサプライズで登場する場面も。韓国に帰国したと思っていた二宮は、思わず「なんでいるの!」と驚きを隠せない様子。別の仕事で来られなかった、“ジュノ”世良雅志役の竹内は、ビデオ電話で二宮のアップを祝った。
一方、竹内、キム・ムジュンは、最終話のラストシーンで一緒にクランクアップ。竹内は「予想通り大変な撮影でした(笑)。ですが、このチームだから乗り切れたんじゃないかなと思います」と達成感に溢れた表情を見せ、キム・ムジュンも「最後の撮影で、『ブラックペアン』最後のシーンを撮ることになって、とても光栄です。何より、初撮影を一緒にした涼真ヒョンと撮影の終わりも共にできて、とても嬉しく特別に感じています」と笑顔でコメントした。
竹内と一緒のシーンでアップした花房美和役の葵は、「シーズン1から引き続きシーズン2にも出演できるということは、お仕事人生の中では多いことではないと思うので、光栄でいいご縁をいただいたと思います」と話し、撮影が残る竹内を激励する一幕も。高階権太役の小泉は「『ブラックペアン シーズン2』に出演させていただき、僕にとってとても大好きな作品であり、今回も思い入れのある作品になったなと思います。この作品は、日本の医療や最先端医療のその先を素敵に感じさせてくれるようなドラマだったと思います」と万感の思いでクランクアップ。本人の希望でスナイプとスナイプ2.0との記念ショットも行い、和やかな雰囲気に包まれた。
そして、佐伯清剛役の内野は、オペシーンがクランクアップに。「ワンカットワンカット大切にして、辛いながらも頑張っているみんなの姿に勇気づけられてここまで来られました。ニノをはじめすばらしい共演者の方々、いろんな才能と巡り合えてすごく楽しかったです。ありがとうございました!」と挨拶し、二宮と抱き合い、讃えあう一幕も。
なお、最終話は25分枠大で放送する。
最終話あらすじ
国際心臓外科学会での天城(二宮和也)の公開手術中、内胸動脈の剥離にかかったところで、徳永(井上肇)の体温が急激に上昇、悪性高熱症を発症。母の悪夢と重なる天城は、バイパス手術中に人工心肺を使うという極めて危険なオペを決断し、高階(小泉孝太郎)がサポートにつくが、徳永のバイパスを作るための冠動脈3本は、全て切離されていた。
同じころ、東城大では結衣(堀越麗禾)が急性僧帽弁閉鎖不全を発症。非常に危険な状態で、世良(竹内涼真)は黒崎(橋本さとし)に補助してもらい、スナイプによる緊急オペを行うが、思わぬアクシデントに見舞われる。
最悪の状況下で同時に行われる2つのオペ。さらに、封印されてきたダイレクト・アナストモーシスをめぐる全ての真実、破られたブラックペアンの約束の意味が明かされる。
そして舞台は再びオーストラリアへ――。
「ブラックペアン シーズン2」は毎週日曜日21時〜TBSにて放送中。
(シネマカフェ編集部)