みなさんは、「地元のライバル」といわれたらどの都道府県を思い浮かべますか。株式会社明治安田総合研究所(東京都千代田区)が実施した「地元愛」に関するアンケート調査によると、「青森県」と「岩手県」など、同一地方に複数の都道府県がある場合、隣接先をライバルとするケースが大部分を占めることがわかりました。では、互いにライバルと認め合うのはどの都道府県だったのでしょうか。
【表】47都道府県民が考える「地元の最もライバルだと思う都道府県」一覧を見る
調査は、「公務員」「経営者・役員」「会社員」「自営業」「自由業」「パート・アルバイト」をしている全国の18〜69歳の男女5555人を対象として、2024年7月にインターネットで実施されました。
調査の結果、「地元の最もライバルだと思う都道府県」は、同一地方に複数の都道府県がある場合、隣接先をライバルとするケースが大部分を占めました。なお、例外として、大阪府→東京都、福岡県→大阪府、愛知県→大阪府などがみられました。また双方とも観光資源を豊富に抱えている北海道と沖縄県は、地理的に最も離れているにもかかわらず、互いをライバルとしていることがわかったそうです。
また、「互いにライバルと認め合う都道府県」では、北海道と沖縄県、東京都と神奈川県、宮城県と福島県、茨城県と栃木県、埼玉県と千葉県、山梨県と静岡県、富山県と石川県、広島県と岡山県、鳥取県と島根県、香川県と愛媛県という結果になり、関東地方の3例が最多となったのに対して、近畿・九州地方ではゼロでした。
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