ひとり娘のユウナは、どうしたわけか私たち夫婦とはまるでタイプがちがいます。そのため、これまでも娘の行動に振り回されてきました。
「ねえ、ママ。韓国に行きたい! 夏休みなんて待てないよ。今度の日曜に行きたいの」
なんて突然言い出すのです。
「そういうことは、自分でお金を稼げるようになってから」
と嘆く娘を説得しますがなかなか諦めてくれず……。
結局は原宿にあるK-POPストアに行くことで、なんとか納得させました。
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そんな感じで、なにを言いだすかわからない娘ですが、受験勉強は頑張り、見事、志望大学に合格。親としての役割は一段落したとホッとしていたのも束の間……今度は「メイドカフェでバイトしたい」と言いだしたのです。
真面目な私や夫とは違って、娘はやりたいと思ったことは即行動。
自分とは違うタイプの子どもを理解することは一苦労でした。
そして、娘が大学生になってもまだ続くなんて……。
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それにしても、メイドカフェで働きたいとは!
今回もビックリしてしまいました。
衣装が可愛いからという理由はわからなくもないですが……。
働かないでほしいと思う私は、古い人間でしょうか?
もっと寛容になったほうがいいのか、そんな迷いもあることはあるのですが。
【第2話】へ続く。
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