電通デジタルと国内電通グループ6社は昨年、2040年の社会実態を予測し、中長期先の未来から逆算し顧客企業の持続可能な事業創造を支援する「電通 未来ファインダー100」を発表。このほど2024年版にアップデートし、9月10日より提供開始した。
「電通 未来ファインダー100」は、国内電通グループ横断組織「未来事業創研」が、公開されている外部の信頼できる情報ソースから2040年に向けた予測情報を広く収集し、人・社会の視点で考察を加えることで、企業の事業創造、パーパス・ビジョン策定のヒントを8カテゴリー・100のテーマ別にまとめた情報ツール。
本ツールは、100テーマ全て表面と裏面で構成されている。表面には、2040年の未来を考えるために必要な情報としての定量データ(市場規模予測など)と、その情報を踏まえた人や社会の変化、社会課題などを予測し記載。裏面には、現在起きている具体的な兆しの事例と、2040年の未来で起こり得ることや、そこにどのような機会が存在するのかを、「未来チャンス」として、人・社会・事業それぞれの視点で記載している。
2024年版は、特に今後のビジネスに多大な影響を与えると考えられるテーマでまとめており、100テーマのうち、55のテーマを改訂。新規テーマとして「パーソナライズ」「企業価値」「新嗜好領域」「買い物」「運動」の5テーマを追加したという。
また、アップデートに伴い、本ツールを活用した未来の暮らしの構想から新しい市場を見いだす体験ができるセッションを10月7日・18日に開催予定。(MN ワーク&ライフ編集部)