2024FIM世界耐久選手権(EWC)第4戦ボルドール24時間耐久ロードレースのレースウイークが始まっている。9月12〜13日の2日かけてフランスのポール・リカール・サーキットで予選1回目と2回目が行われ、#37 BMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAM(イルヤ・ミハルチク/マーカス・ライターベルガー/ハネス・ソーマー/イェーニヒ・ヤン・オレ)が3年連続でポールポジションを獲得した。
そして、2回の予選の結果でポールポジションを獲得したのは#37 BMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAM、2番手は#1 YART - YAMAHA、3番手は#12 ヨシムラSERT Motulと初日とトップ3は変わらなかった。#5 F.C.C. TSR HONDA FRANCEは5番手、#11 KAWASAKI WEBIKE TRICKSTARは8番手スタートだ。
SSTクラスでは、タイムの更新が多く見られて、#9 TECMAS MRP BMW RACING TEAM、新規チームの#713 Hungarian Endurance Racing Team by Moto-Jungle、#25 Team Étoileのトップ3と順位が入れ替わった。結果的に、Formula EWCクラスもSuperstock(SST)クラスもBMWが制し、さらにSSTクラスは上位3台ともにBMW M1000RRを使用しているチームとなった。
シルバン・ギュントーリが欠場したことによりソーマーを擁すBMWモトラッド、グレゴリー・ルブランの欠場によりダビド・チェカを起用したKWTの走りはどんなものになるのか。そしてカネパの引退レースとなるYART -YAMAHA、グレッグ・ブラックが復帰したヨシムラSERT Motulのチャンピオン争いに、3戦ともに成績を残せておらず猛追するF.C.C. TSR HONDA FRANCEのバトルが明日は見られるだろう。
日本人が参戦しているチームは、#25 Team Étoile(渡辺一樹/亀井雄大/大久保光/川崎祥吾)が12番手(SSTクラス3番手)、石塚健が所属している#14 MACO RACING TEAMが23番手、綿貫舞空が所属している#36 3ART BEST OF BIKEが25番手(SSTクラス13番手)となっている。