前回からの続き。俺はサトシ。妻のマヤと、4歳になる息子のノゾムと一緒に3人で暮らしています。妻のマヤは父親の嘘が原因で両親が離婚をしたため、嘘をつかれることや約束を破られることが大嫌い。そんな事情を知っているからこそ、俺はマヤと誠実に向き合おうと思っていました。しかしある日、俺はマヤに「キャバクラには行っていない」と嘘をついてしまい、あっさりとバレてしまいました。ついには「離婚」という言葉まで出てきて……途方に暮れています。
俺は昨日一緒だった同僚に今回のことの経緯を説明しました。
「そんなに嘘つかれることがイヤなのか!?」と同僚は驚いていました。
でもマヤにとって「嘘」は両親の離婚の原因にまでなった絶対NGなことなのです。
|
|
そういって同僚も励ましてくれました。
その後マヤから「夜に話したい」と連絡があって急いで帰ると、意外にも謝られることに。
嘘が大嫌いなマヤ。この結論にいたるまでにはきっと、いろいろなことを考えたはずです。俺は思わず、「俺こそごめん」と謝りました。
さてそれ以来、俺の行動に変わったことがあります。夜のお店に誘われたときには……。
マヤを傷つけまいと嘘をついた俺。
|
|
離婚の話を具体的にされていたので落ち込んでいましたが、マヤは学生時代の友だちと話し合ったことで今回の件を冷静に見直すことができたようです。
つらい思い出もあり、嘘には人一倍敏感なマヤ……。
ひょっとしたら何か思うところもあったのかもしれません。
しかし、俺が嘘をついたのはマヤの気持ちを守りたかったからだと理解してくれました。
|
|
原案・ママスタコミュニティ 脚本・motte 作画・善哉あん 編集・石井弥沙