アーセナルに所属するイングランド代表FWブカヨ・サカが先日クラブとの契約を更新したミケル・アルテタ監督への信頼を口にした。14日、アーセナル公式サイトが同選手のコメントを伝えている。
まずは、15日に控えるトッテナムとの“ノースロンドンダービー”についての想いを聞かれた下部組織出身のサカは、「多くのノースロンドンダービーを覚えているけど、特に印象に残っているのはトーマス・ロシツキー(元チェコ代表)のボレーシュート、4−2で勝利したピエール・エメリク・オーバメヤン(現マルセイユ)とアレクサンドル・ラカゼット(現リヨン)が決めた試合。この2つが特に印象に残っている試合だよ」と語り、「アカデミーの選手たちと一緒に見に行ったんだ」と当時の思い出を振り返った。
現在では、アーセナルの絶対的な中心選手として活躍し、昨年のノースロンドンダービーでもそれぞれ得点を挙げている。さらに、5日には2024年の男子バロンドール候補の30人にも選ばれた。このことについてサカは「世界トップ30の選手に選ばれたことは、とても名誉なことだよ。シーズンを通しての僕のすべての努力が認められたということ。自分の名前がリストに載るのは本当にうれしい瞬間だった」と、素直に喜びを口にした。
そして、今季こそ悲願のプレミアリーグ制覇に向け、並々ならぬ想いを持つサカは「過去2シーズンを準優勝で終わったあの瞬間から僕らは全員、優勝に対する飢えを感じている。またあの気持ちを絶対に味わいたくない」と、強調。最後に今月12日にアーセナルとの新たに長期契約を締結したミケル・アルテタ監督について以下のようにコメント。指揮官に対する絶大な信頼を寄せた。
「彼が新しい契約にサインしたことは本当に嬉しく思っているよ。彼は一番の適任者さ。彼がクラブを前進させるために成し遂げた進歩を見れば分かる。彼は素晴らしいリーダーで、僕たちを常に鼓舞してくれる。ミーティングのときも、チームメイトを呼び寄せて、事細かに指示してくれるし、毎年シーズンの初めに彼と話をするのだけど、チーム内での僕の役割についても話してくれるんだ」
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