海外ドラマ「コールドケース 迷宮事件簿」の完結から14年。主人公のリリー・ラッシュ役を演じたキャスリン・モリスをはじめ、主要キャストの現在を紹介します。
「コールドケース 迷宮事件簿」は迷宮入りした事件を掘り起こして解決するまでを描く異色のクライムサスペンスで、2003年から2010年まで7シーズンが放送。過去と現在が複雑に絡み合うストーリーはもちろん、事件発生時のヒットソングを使った演出や、過去と現在の登場人物を演じるキャスティングの妙が高い評価を集めていました。
また、2016年からは吉田羊さん主演で「コールドケース 〜真実の扉〜」として日本版が製作されています。
●キャスリン・モリス （リリー・ラッシュ役）
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優秀な捜査官でありながら、問題のある家庭で育ち時に関係者に感情移入して涙を流す姿も印象的な刑事リリーを演じたキャスリン・モリス。番組終了後も映画やテレビでの活動を続けていて、映画「パーフェクト・ガイ」（2015年）や、ドラマ「レヴェリー 仮想世界の交渉人」（2018年）に出演しました。
また、私生活では2013年に生まれた双子の男児を出産。のちに自閉症と診断されたことを公表し、自ら支援のためのWebサイトを立ち上げています。
●ダニー・ピノ （スコッティ・ヴァレンズ役）
リリーとコンビを組むことが多い、チームの若手スコッティを演じたダニー・ピノは、1999年から放送が続く長寿ドラマ「LAW & ORDER: 性犯罪特捜班」でニック・アマロ刑事を2011年から2015年まで演じ、その後「ブレインデッド」や「ワンデイ -家族のうた-」（2019年）にも出演。2021年にはブロードウェイミュージカルの映画化「ディア・エヴァン・ヘンセン」に出演しました。
●ジョン・フィン （ジョン・スティルマン役）
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チームを率いる頼もしい上司のスティルマン警部補を演じたジョン・フィンは、引き続き映画やテレビで活躍しています。人気ゾンビドラマ「ウォーキング・デッド」や「エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY」などのドラマに出演し、映画「gifted/ギフテッド」（2017年）「アド・アストラ」（2019年）といった劇場作品に登場しました。
●ジェレミー・ラッチフォード （ニック・ヴェラ役）
皮肉を口にしながらも人情派の刑事ヴェラを演じたジェレミー・ラッチフォードは、ドラマ終了後も「NCIS: ニューオーリンズ」や「メンタリスト」「BONES -骨は語る-」などの人気ドラマにゲスト出演を果たしました。また、クリント・イーストウッド監督の映画「ジャージー・ボーイズ」（2014年）にも出演しています。
●トム・バリー （ウィル・ジェフリーズ役）
リリーの元相棒で、チームの年長者として警部と同じくメンバーを導く役割を多く担ったジェフリーズ役のトム・バリー。番組終了後には「MR. CHURCH」（2016年）でエディ・マーフィーと共演。また、「ワイルドスピード」シリーズや、ドラマ「ブルーブラッド」などさまざまな作品に出演しています。
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●トレイシー・トムズ （キャット・ミラー役）
シーズン3からチームに加わるシングルマザーのキャット役を演じたトムズは舞台とスクリーンの両方で活躍。ブロードウェイの「ファルセット」に出演したほか、また「9-1-1: LA救命最前線」は断続的に出演中。映画版「RENT／レント」ではジョアン役を演じ、のちにブロードウェイの舞台でも同じ役を演じています。
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