● ブレーブス 2−9 ドジャース ○
<現地時間9月15日 トゥルイスト・パーク>
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)が現地時間15日のブレーブス戦に「1番・指名打者」でフル出場。2本の適時打を含む3出塁を記録した。
ブレーブス先発は今季17年目のベテラン右腕モートン。初回の第1打席は2球で追い込まれ、内角低めへのカーブで空振り三振。3回表の第2打席はカウント1-2から内角いっぱいのフォーシームに手が出ず、見逃し三振に倒れた。
2点を追う5回表、二死一、三塁の好機で迎えた第3打席は内角低めいっぱいへのフォーシームを初球打ち。打球速度114.4マイル(約184.1キロ)の弾丸ライナーを右翼線へ運び、12打席ぶり安打となる適時二塁打で1点を返した。
さらに、7回裏の第4打席は二死一、二塁の好機で2番手左腕リーと対戦。カウント0-2から外角低めのスライダーにタイミングを外されるも、右手一本で右翼線へ。2打席連続の適時二塁打を放ち、試合を振り出しに戻した。
同点で迎えた9回裏の第5打席、一死三塁の好機でエンゼルス時代の同僚イグレシアスとの対戦を迎えるも申告敬遠。その後、ドジャースはムーキー・ベッツの適時打で決勝点を奪うと、テオスカー・ヘルナンデス、トミー・エドマン、マックス・マンシーの三者連続本塁が飛び出すなど一挙7得点。難攻不落の守護神を攻略し、地区優勝マジックを「10」に減らした。
この試合の大谷は4打数2安打、2打点、1四球、2三振という内容。今季149試合目を終え、打率.290、47本塁打、48盗塁、OPS.987となっている。