オリックスは16日、小田裕也選手(34)が今季限りで現役を引退することを発表した。
小田は日本生命から2014年ドラフト8位でオリックスに入団。昨季は主に、代走や守備固めとして77試合に出場し打率.290をマークしていたものの、今季は19試合の出場にとどまっていた。
小田は球団を通じて「今季をもちまして、現役を引退させていただくことになりました。オリックスに入団して10年という長い間プレーすることができたのも、これまで出会った監督やコーチ、トレーナーをはじめとした裏方さん、球団関係者の方々のご指導、お力添えがあったからこそだと思っています。そして苦楽を共にした最高のチームメイトにも恵まれたプロ野球生活でした。みなさんに感謝の気持ちを伝えたいです。そして、両親や妻にも感謝しています。野球をやらせてくれたおかげでたくさんの人に出会えました。家に帰ると、いい意味で野球を忘れさせてくれました。心が折れそうな時期もありましたが、家族が支えてくれたおかげでここまでがんばってくることができました。本当にありがとう」
「最後にファンのみなさんへ。いい時ばかりじゃなく、むしろ悪い時の方が多かったと思います。それでもいつも変わらない温かいご声援をありがとうございました。オリックスに来て本当に良かったです。みなさんの応援の力は、私自身はもちろん、チームの背中を確実に押してくれています。これからもオリックス・バファローズと小田裕也を変わらぬ思いで応援していただけたら嬉しいです!」とコメントした。
オリックスからはT-岡田、安達了一、比嘉幹貴に次いで4人目の引退発表となった。