◆ 「50−50」へ残り12試合
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)が現地時間16日のブレーブス戦に「1番・指名打者」でフル出場。2打点を記録し、チームの連勝に貢献した。
ブレーブス先発は今季9勝の左腕フリード。初回の第1打席はフルカウントから内角低めいっぱいのチェンジアップに手が出ず見逃し三振に倒れた。
3回表、二死三塁の好機で第2打席を迎えると、初球ワンバウンドのカーブを捕手が弾く間に三塁走者ミゲル・ロハスが先制のホームイン。その後、大谷はストレートの四球で一塁に歩いたが、盗塁を試みることなく、ムーキー・ベッツが見逃し三振に倒れ、イニングを終えた。
2点リードの5回表、一死一、三塁の好機での第3打席は、外角高めへの初球フォーシームで遊ゴロを打ち、併殺崩れとなる間に三塁走者ロハスが生還。一塁に残った大谷は2番ベッツへの3球目でスタートを切るも、ベッツが左翼へファウル。続く4球目でベッツは空振り三振を喫し、この回も盗塁無しでイニングを終えた。
3点リードの6回表、一死満塁での第4打席は3番手左腕バマーと対戦。外角への初球スイーパーで当たり損ないの二ゴロに打ち取られるも、相手二塁手の野選により三塁走者ロハスが生還。その後、ベッツが犠飛、テオスカー・ヘルナンデスが適時打で繋ぐと、フレディ・フリーマンが22号3ラン。リードを9点に拡大した。
9回表の第5打席は4番手右腕ジャクソンと対戦。カウント1-2から内角低めへのスライダーで空振り三振を喫した。
この試合の大谷は4打数無安打、2打点、1四球、2三振という内容。今季150試合目を終えて打率.288、47本塁打、48盗塁、OPS.982としている。