14日放送の『ジョブチューン 〜アノ職業のヒミツぶっちゃけます!』(TBS系)では、ローソンスイーツのジャッジ企画を実施。
初出演したシェフの厳しすぎる評価が波紋を広げるなか、パティシエの鎧塚俊彦さんの言葉が反響を呼んでいます。
■パリの超人気店、世界的パティシエが登場
同日の放送には、パリの超人気店「MORI YOSHIDA」の吉田守秀シェフが初出演。
吉田シェフは審査前に「今まで、(コンビニスイーツは)多分食べたことがないと思うんです」「コンビニのスイーツがおいしいよってテレビでも見るし、実際どうなのかなって」と語っていました。
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いざ審査が始まると、吉田シェフはどの商品も慎重に審査し、今回が初出演とあって、何度もコンビニジャッジを経験している他のシェフたちに比べると、厳しい評価が目立ちます。
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■他の審査員は絶賛するも、ただ1人「不合格」
そして波紋を広げたのが、冷凍スイーツ「焦がしバター香るフィナンシェ」(387円)の審査。
フランスの伝統菓子であるフィナンシェを、トースターで温めるだけで焼き立てのような食感と香りが楽しめるに仕上げられており、審査員7人中6人が「合格」の札を挙げるも、吉田シェフ唯一人が「不合格」を出した結果に。
吉田シェフは「この焼き立ての感じは良い」と評価しつつも「味の改善点はアーモンドの質にあると思う」と指摘しました。
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■鎧塚シェフ「私は合格です」
ローソンの開発担当者は「開発しているなかで、どこにコストをかけたらいいか分布図を作る」と話し、コスト等の問題で「アーモンドは品種指定なしのアメリカ産、どうしてもしっかり原料供給が安定しているところから選んだところがあった」と説明。
すると鎧塚シェフは「私は合格です。少し高くてもおいしいものが食べたい方は、いっぱいいらっしゃると思う」と切り出し、「でもこれからどんどん物価が上がってくるなかで、僕は、企業努力でここまでのものを仕上げていらっしゃるのは、すごく評価したい」。
「この価格でバターの香り、冷凍で温めることですごくバターの香りが立ってくる。僕は絶対合格だと思います」とコメントします。
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■吉田シェフの評価も「すごく正論」
その一方で、鎧塚シェフは「ただ、吉田シェフが言っていることもすごく正論で、元々フィナンシェというのはフランスの伝統菓子なんです」とも言及。
「(本場の味は)向こうの材料に合ったものなんです。バターも違うし、アーモンドも値段も全然違いますし…。ですから、僕はそのなかで、アーモンドの風味が少し足りないからコストをかけずにもう少しその味を引き立てる方法があるんじゃないか、そういうことを模索して、さらに進んでほしいですね」と、改めてローソンを激励しました。
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■「さすが」「優しさが溢れてる」多くの反響
スイーツ業界や、同業者への愛に溢れた鎧塚シェフの言葉に、視聴者からは「企業に絶対合格と言い切りながらも吉田さんの不合格も正論だと擁護した鎧塚さん、職人だけどちゃんとコンビニビジネスもわかってる。さすがだよ」「鎧塚さんの評価はさすがだな。吉田さんは菓子としてどうあるべきか評価してるから悪くない」と多くの反響が。
また、「鎧塚さんのコメント凄いな。吉田さんの補足も兼ねていて、雰囲気良くなった感ある」「優しさが溢れている。本当に素敵」と、世界的パティシエとしてもさることながら、その人柄に惹かれたというコメントも多数見受けられます。
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— ローソン (@akiko_lawson) September 14, 2024
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(文/Sirabee 編集部・衣笠 あい)