生命保険料控除を活かした積立貯蓄
ご紹介したいのが、生命保険料控除を活用した定期預金の代替手段です。生命保険料控除とは、生命保険などの保険料を支払った場合に受けることができる所得控除のことです。保険料の支払い額に応じて控除額が決まり、所得税と住民税を軽減することができます。生命保険の中には、「いつでも100%以上のお金が戻る積立保険」など、還元率が非常に高いものもあります。このような制度を活かすことで、定期預金のようにお金を積立貯金しながら、所得控除を受けることが可能です。
この貯金ワザの弱点
もちろん、この貯金ワザには弱点もあります。それは「保険での積立は、銀行口座や証券口座と比べて保証が弱い」ところです。銀行口座などの場合、仮に預け先の銀行が潰れてしまっても、普通預金ならば1金融機関につき「元本1000万円+利息」までの保護があります。これを保護する制度が、預金保険制度です。
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嘆いていてもお金は増えません。本記事のテクニック以外でも、日本では節税しながら貯蓄できる制度が充実しています。本記事の内容と併せて、賢くお金を貯める方法を学んでおくとよいでしょう。
参考資料:定期預金よりお得?検討したい貯金ワザ(https://allabout.co.jp/gm/gc/481610/)
文:中原 良太(個人投資家・トレーダー)
18歳に株を始め、25歳でYahoo!株価予想達人で「ベストパフォーマー賞」を受賞。主に株式投資とマネー(お金)についての情報をSNSやYouTube、メルマガなどで発信。IQ上位2%のMENSA会員。
(文:中原 良太(個人投資家・トレーダー))