【シリコンバレー時事】米メタ(旧フェイスブック=FB)がFBやインスタグラムといった傘下のSNSなどから、ロシア国営メディアのアカウントを排除することが17日、明らかになった。ウクライナ侵攻を巡る情報工作などに加担していたことが理由。バイデン米政権もこうした動きを非難していた。米英メディアが報じた。
メタによると、国営メディアのロシア・セゴドニャと、傘下のテレビ局RTなどが対外情報工作に関与していたため、「アプリから閉め出した」という。メタは対話アプリのメッセンジャーやワッツアップも運営している。
これに先立ち、米国務省は13日、セゴドニャやその幹部、RTと連携する団体などに対する資産凍結などの制裁措置を発表した。モルドバなどの内政混乱を狙って対立をあおるなど、世界各地で情報工作を進めていたとしている。