公明党の代表選が18日に告示され、石井啓一幹事長(66)が立候補を届け出た。同氏以外の届け出はなく、代表就任が確定した。28日の党大会で選出され、15年にわたり党を率いた山口那津男代表と交代する。石井氏は執行部人事の調整を本格化させる。
石井氏は記者会見し、自民党派閥の裏金事件を念頭に「公明党が政治改革の先頭に立ち続けられるよう尽力する」と強調。次期衆院選に関し「一番早くて10月27日、11月10日(投開票)というのはあり得る」と述べ、選挙準備を加速させる方針も示した。
岸田文雄首相との会談後、記者団の質問に答える公明党の山口那津男代表=18日午後、首相官邸