「Amazonプライムビデオ」のユーザーなら、番組のエンディングが始まると画面右下に出てくる「Next up」アイコンを見たことがあるだろう。ドラマやアニメのイッキ見中に選択すれば、速やかに次のエピソードを再生してくれる便利機能だ。しかし場合によっては視聴のジャマになることもある。
番組の中には、エンディングテーマの後に本編の続き(いわゆるCパート)があったり、エンディングテーマ自体をじっくりみたくなる番組があったりもする。例えば、アニメ「時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん」は、毎回エンディング曲が変わるという趣向があった。
これがまた選曲もいい。「学園天国」(1974年)や「想い出がいっぱい」(1983年)、「ラブ・ストーリーは突然に」(1991年)といった昭和生まれ歓喜の懐メロから、アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」の「ハレ晴レユカイ」(2006年)、ボカロ文化代表・supercellの「ワールドイズマイン」(2008年)、TikTok発でブームになったHoneyWorksの「可愛くてごめん」(2022年)など、過去半世紀におよぶテレビ・ネット文化を象徴するようなラインアップとなっている。
曲は、主人公・アーリャ役の声優・上坂すみれさんがすべてカバー。背景も楽曲に合わせて毎回変わるという凝りようで、スタッフの意気込みが伝わってくる。
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というわけで、エンディングをぶった切って次の番組に行く機能も善し悪し。本来は設定でオン/オフできてしかるべきものだと思うが、アマプラの場合、設定で「自動再生」をオフにすると、次の番組を再生するまでのカウントダウンは止まるものの、Next upアイコンは表示され続けるのだ。
しかも再生環境や番組によって挙動が微妙に異なることも分かった。今回はWindows 11のPC(Webブラウザ)とiPhoneアプリでNext upアイコンを消す操作を紹介する。
●Windows 11のPC(Webブラウザ)の場合
PCの場合、Next up表示中に動画を「一時停止」し、キーボードの「→」「←」を押す。右を押した瞬間、数秒スキップしてNext upアイコンが消え、左を押すと元の再生場所に戻る。再生を再開するとNEXT upは表示されないまま。
●iPhoneアプリの場合
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iPhoneのアプリの場合、「Next up」画像に「隠す」という表示があり、それをタップすれば消える。他もそうしてほしい。
なお、これらの操作にもイラッとする方には、YouTubeのアニメ公式チャンネル「ロシデレチャンネル」に放送済み回のノンクレジットエンディングがアップされているので、そちらをオススメしたい。
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