ある日バックヤードで店長に声をかけられました。これから2週間ほど、ベテランパートさんが2人も来られなくなったというのです……! 先輩ママとしてもお世話になっている2人です。その間シフトを増やしてほしいと言われ、私は快諾しました。
私は翌日から勤務時間を増やし、週5日働きました。お休みしているハヤシさんとイケダさんの仕事をカバーするため、新しい業務も積極的に覚えていきます。店長やほかの店員さんたちにとても感謝され、私はパートの仕事に充実感をおぼえていました。
私は今まで「扶養内なのだから、あまりたくさんシフトを入れてはいけない」と思い込んでいました。でも、こんなに頼りにされているのならもっと働きたい! ベテランのパートさんが2人もお休みしたことでお店の人手が足りず、さまざまな業務を任されることになった私。大変ではありましたが、とてもやりがいを感じたのです。
それにドラッグストアの接客は私の性格に合っているようです。売り場を案内したお客さまが希望の商品を見つけて、「ありがとう」と喜んでくれると私まで嬉しくなります。お休みしているハヤシさんやイケダさんが戻ってきても、このままシフトを増やしたかたちで働きたい……。私はそう感じるようになっていきました。
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原案・ママスタコミュニティ 脚本・もえこ 作画・ももいろななえ 編集・井伊テレ子