シリーズ読者投稿〜あなたに届け、この「ありがとう」〜 投稿者:伴さん(宮城県・30代女性)
幼い子供はしばしば「おつかい」に行きたがる。
その日、伴さんの息子さん(当時4歳)も、テレビで同じくらいの年の子供たちがおつかいをしているのを見て、やってみたくなったらしく......。
近所のケーキ屋でのおつかいを頼んだら...(画像はイメージ)
<伴さんの体験談>
2020年11月29日のことです。
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当時4歳だった息子が、テレビで同じ歳くらいの子供たちがおつかいをする番組を見て、「自分も行きたい」と言い出しました。
そこで、家から5分くらいの場所にケーキ屋さんにおつかいに行ってもらうことに。お財布に2000円をいれて楽しそうに向かったのですが、30分経っても戻って来なくて......。
2000円しか持っていなかったのに...
迎えに行こうか悩んでいたら、息子が帰宅。ホールケーキを抱えていました。
ビックリしてレシートを見ると、お預かりのところに「¥4,000」と書いてあります。
2000円しか渡してなかったのに...(投稿者提供)
どういうことかと思いましたが、息子は「おじさんがくれた」と言います。私はすぐに走ってケーキ屋さんに向かいましたが、その「おじさん」はもう帰ってしまった後でした。
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店員さんに話を聞いたら、「ドライアイスをお願いされたので、近所の方ではないと思います」とのこと。
息子と一緒にショーケースを覗き、「おつかいか!えらいね!」と声をかけてくれたというその男性に、「あのときはありがとうございました」と伝えたいです。
その時のレシートは今でも大切に保管しています。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」「あの時はごめんなさい」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
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(※本コラムでは、読者の皆さんに投稿していただいた体験談を、プライバシー配慮などのために編集している場合があります。あらかじめご了承ください)