マクドナルド、月見シリーズ「芳醇ふわとろ月見」開発秘話 たまご&バンズの“ふわもち食感”に苦戦

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2024年09月19日 11:57  ORICON NEWS

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史上最多全10種、マクドナルドの「月見シリーズ」
 4日からスタートしたマクドナルドの秋の定番「月見」シリーズが好評。中でも新商品「芳醇ふわとろ月見」は「パンが少し甘くてふわふわ」「美味しすぎてびっくり」などSNSで絶賛の声が寄せられている。同社に開発秘話を聞いた。

【画像】芳醇バター風味の新バーガーほか…「月見ファミリー」全10種(一覧)

 「月見シリーズ」は昨年の秋ごろから約1年をかけて企画・開発が行われた。今回は「月見バーガー」など定番のほか、新作が加わり全10種類。例年より多いラインナップとなっている。

 「今年はお客様の熱いご要望にお応えし、夜マック限定の倍月見3種が登場しており、商品数としては月見史上最多のラインアップとなっております。朝から晩まで1日中さまざまなシチュエーションでマクドナルドならではの『月見ファミリー』をお楽しみいただき、秋の訪れを感じていただければうれしく存じます」(日本マクドナルド担当者)

 なお新商品「芳醇ふわとろ月見」は定番「月見バーガー」と異なり、ふわとろ食感のスクランブルエッグ風フィリングと、ふわもち食感のバンズが大きな特徴となっている。

 日本マクドナルドメニューマネジメント部の青木春香氏は、とくに難しかったポイントについて「スクランブルエッグ風フィリングは、ブラックペッパーやガーリックの旨みをアクセントに、バター香る風味豊かなたまごの味わいと食感にこだわりました。特に、たまごの食感に関しては、バンズのふわもち感とのバランスにこだわり、柔らかすぎず固すぎない絶妙なふわとろの食感になるよう、何度も試作をしました」とこだわりを明かした。

 バンズはフジパンとの共同開発。フジパンのマクドナルド事業本部・廣田佳織氏は「ふわもち食感の開発は試行錯誤。また“黄色み”を出すためにもちもち感を出しながら焼き過ぎないことが難しかったです」と説明。マクドナルドの青木氏もバンズについて「バターの芳醇な風味と月に見立てた黄色い色味が特徴で、バンズをスチームすることでふわもちの食感が引き立つようにいたしました」とコメントした。

 ちなみに、ここ数年ですっかり秋の“月見”商品は定番化した様子。他社でも「月見」と題した新メニューが続々と販売されている。

 「年々さまざまな月見商品が販売されることで盛り上がっており、“秋と言えば月見商品”という文化ができてきていることをうれしく思っております。マクドナルドでは月見バーガーやチーズ月見だけでなく、新商品の芳醇なバターの香りとふわとろたまごの味わいが楽しめる『芳醇ふわとろ月見』や朝のマフィン、さらに、期間限定商品でも初となるビーフパティが2枚でお楽しみいただける夜マックの『倍月見』3種、サイドメニュー、スイーツと『月見ファミリー』として豊富なラインアップとなっており、朝から晩までさまざまなシチュエーションでお楽しみいただける“マクドナルドならではの『月見』”のおいしさを感じていただきたいと思います」(日本マクドナルド担当者)

 「月見シリーズ」の開発は、同社の総合研究施設「スタジオM」で行われた。住所非公開の極秘施設で、品質管理や新メニュー開発、モニター調査や店舗でのオペレーション研究などの一連の流れがここで検証される。

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  • たまごはお店で1個1個割って調理してる…って、トレーに敷いてある紙に書いてある�ϥ�С������ե饤�ɥݥƥ�
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