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来日した外国人の「電車の座り方」が3年でだんだんと日本に染まっていく様子を紹介した動画がYouTubeに投稿され話題です。動画は記事執筆時点で15万回再生を超えています。
投稿したのは、英語学習アプリと英会話カフェを運営している「ランカル英会話(LanCul)」の公式YouTubeチャンネルです。
動画では来日して3年経ち、すっかり日本に染まった外国人の1年目から3年目までの“電車の座り方”の変化を紹介しています。
来日1年目は椅子の真ん中にドカっと座り、リュックは横の席に。脚を大きく開き両手を横に広げながら伸びをし「Ugh……(あぁ)」「So tired……(まじ疲れた)」と声を上げます。周囲の人に嫌な顔をされたのか、「ごめん」というように手を軽く上げていますが、まだまだ日本には慣れていないようです。
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2年目になると椅子の端を選んで座るようになります。リュックを前に抱え隣の邪魔にならないように身体を小さくして、隣の人に「Sorry(ごめん)」と声をかけながら静かに座る姿は“日本式”を覚えてきているように感じます。しかし「これで合っているのか?」と周囲を気にしているかのように目は泳いでいるのが印象的です。
3年目も同じように椅子の端に座りますが、座る時に「スイマセンッ」と日本語で声をかけるようになっています。リュックを前に持って身体を小さくしながら座るところまでは2年目と同じですが、進化したのはここから。リュックの横についているひもが隣の席にはみ出ないように気を付けています。わかる!
●日本人より日本人らしいと反響
来日から3年で電車の座り方が変化する様子に、コメント欄では「そう! そのリュックの裾! 日本人でも気付かない人が多い中よくぞしまってくれた!」「スカートも隣の人の邪魔にならないように畳むもんね……スカート広がるとその上に座られるしコートも同じく」「2年目3年目は見習ったほうがいい日本人たまにいるんだぜ……」「真実味があり笑ってしまいました」と共感の声が多く見られました。
ランカル英会話の公式YouTubeチャンネルでは、ほかにも「ランチのチョイス」「会社の飲み会」「遅刻したとき」など、日本の社会を過ごすうえで「確かに」と思える「日本に染まった外国人」のショート動画を多数投稿しています。
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画像はランカル英会話(LanCul)の公式YouTubeアカウントより引用
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