「マリンピア神戸」11月に145店舗が登場、どう変わる?

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2024年09月20日 09:31  ITmedia ビジネスオンライン

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「マリンピア神戸」11月にオープン

 三井不動産は、全面建て替え工事を進めていた「三井アウトレットパーク マリンピア神戸」(神戸市)を11月26日にグランドオープンする。「MARINE PIA RESORT」をコンセプトに、明石海峡大橋や淡路島を望む景観を生かした施設を展開し、ショッピングやアクティビティ、グルメといった時間消費型のリゾートアウトレットを目指す。


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 1999年に開業したマリンピア神戸は、事業地拡大と既存施設の建替えを経てリニューアルする。開業後の敷地面積は約9万9400平米で、建て替え前と比較して約1.3倍に拡大し、駐車場は約2800台まで拡充する。


 建て替え前からの人気店舗に加え、関西アウトレット初出店となる「メルセデス・ベンツ」などを含む全145店舗を展開するほか、マリンスポーツやドッグラン、アスレチック、BBQなどのアウトドアアクティビティを新たに用意した。


 今回新たにオープンする施設の「LAGOON COMMUNITY PARK」は、明石海峡大橋や淡路島を望む立地条件を最大限に生かし、5つのエリアで構成した。リゾート感のあるデザインを採用し、エリア全体に一体感を持たせている。


●「非日常」を楽しめる「LAGOON COMMUNITY PARK」


 「アクティビティレジャーゾーン」は、傾斜を使った滑り台やロープ登り、ボルダリングなどのアスレチック空間、国内アウトレット初となる室内外の大型遊び場「キドキド」とペット連れで楽しめるドッグランを設けたほか、ウォーターアクティビティやビーチスポーツが楽しめる「ラグーン」エリアを展開する。


 それぞれのエリアでは建て替え前から残るヤシの木を生かしつつ、リゾート感を演出する樹形のオリーブやサルスベリを配置。3カ所に設置された円形のパーゴラや、ラグーンを望むハンモックなども用意した。


 「大屋根広場」は、全天候型のイベント会場として中央に9(幅)×5(高さ)メートルの大型デジタルサイネージを配置し、全体で約2000平米の広さを誇る。スポーツや音楽、映画鑑賞など、さまざまなエンターテインメントイベントの開催により、幅広い世代が交流できる場を創出する。


 広場の周囲にはゆっくり過ごせるテラス席やベンチ席などのスペースを設け、イベント開催時以外も開放するとしている。


 「BE KOBEゾーン」は、明石海峡大橋とヤシの木を背景に神戸のシンボルである「BE KOBE」モニュメントを設置したフォトスポット。


 「KOBE フードリゾートゾーン」では、地元の食材を使ったメニューを提供するレストラン「LAGOON TOOTH TOOTH」、神戸を代表するTOOTH TOOTHブランドの新たなフラッグシップショップとなるパティスリー&ベーカリーレストランのほか、ラグーンビーチを見渡すロケーションには約200席の大型BBQ場を展開する。


 「スイーツ&アートガーデンゾーン」は、ラグーンとフラワーガーデンを望むポジションに、新業態のカフェ「喫茶 太陽コンパス」と見晴らしデッキを設置。オリジナルブレンドのサイフォン珈琲や紅茶などのドリンクを中心に、神戸らしい洋食メニュー、名物カステラなどのデザートを提供する。


●モール内には145店舗が出店


 屋内型のモールには全145店舗が展開する。国内アウトレット初の店舗として、カプコンの人気キャラクターグッズを取りそろえたオフィシャルショップ「CAPCOM STORE ANNEX」、カプセルトイを450台以上設置した「CAPSULE LAB」が出店。関西アウトレット初の店舗として、「メルセデス・ベンツ」がオープンする。


 1階には、兵庫県初出店や、商業施設初出店などの店舗が並ぶ「フードマルシェ」、2階には全11店舗が出店する「フードコート」を展開する。フードコートの海側は一面ガラスとなっており、開放感のある空間とした。



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