「iPadOS 18」の注目機能3つを実際に試してみた! 手書き式の計算機能やコントロールセンターのカスタマイズなど【2024年9月版】

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2024年09月20日 13:20  Fav-Log by ITmedia

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 Appleが9月10日に開催したApple Eventでは、iPadの新モデル発表こそなかったものの、9月17日にリリースされた「iPadOS 18」では、多くの新機能が追加されました。

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 ここではiPadOS 18関連の注目機能を3つピックアップして紹介していきます。

●ますますリッチになった手書き機能を試す

 Apple Pencilを持っているのであればiPadOS 18でまず試したいのが手書き関連の機能です。

 本バージョンの目玉機能とも言える初搭載の純正「計算機」アプリでは、手書きでの計算機能が使えます。自動計算機能だけでなく、変数の設定やグラフの作成などにも対応するので、ぜひ実際に使って試してみましょう。

 同等の機能を「メモ」アプリのなかで利用できることもポイント。こちらは計算式を書くと「問題を解く」というボタンが表示されるので、これをタップすると解が表示されます。

 iPadOS 18では、オンデバイスの機械学習処理を活用して、自動で手書き文字の筆跡を綺麗に整えてくれる「スマートスクリプト(Smart Script)」機能も追加されており、急いで走り書きしたノートやメモも綺麗な見た目に整えてくれます。ただし、現時点では残念ながら日本語には対応していません。

●ホーム画面やコントロールセンターをカスタマイズしてみた

 ホーム画面に関して、従来は上から順にアプリアイコンやウィジェットを並べるしかありませんでしたが、iPadOS 18では、好きな位置に設置可能になりました。

 広い画面を活かしつつタップしやすい位置にアプリやウィジェットを配置できるので、アップデート後にはホーム画面のカスタマイズを楽しんでみましょう。

 またアプリアイコンの見え方なども調整可能です。画面を長押しして左上の「編集」から「カスタマイズ」を選択すると、アプリアイコンのサイズや色などを一気に変更できます。

 コントロールセンターもカスタマイズ可能になったので、こちらの挙動と基本操作も確認しておきましょう。

 コントロールセンターを開いてから左上の「+」をタップすると、配置などをカスタマイズできます。コントロールセンターを開いた状態で画面を上下スワイプすると、表示するグループの切り替えもできるので併せてチェックしておきましょう。

 このほかには個々のアプリの画面に関して「フローティング形式のタブバー」と表現される新UIが採用されたことがトピック。アプリ内の機能をタブを切り替えるような操作でコントロールでき、その内容もカスタマイズに対応しています。余裕があればこちらのカスタマイズにもチャレンジしてみてください。

●ゲームモードで音ゲーをやってみた

 iPadOS 18では「ゲームモード」が追加されました。手動での設定は不要とされており、ゲームアプリを起動すると画面上部に「ゲームモード オン」と通知が表示されます。

 ただし、筆者が試した範囲ではレトロゲームなど、これが表示されなかったゲームアプリもあったので何らかの条件があるのかもしれません。

 ゲームモードがオンになるとバックグラウンドのアクティビティが最小限に抑えられ、ゲームのフレームレートを維持しやすくなるとされています。またBluetoothのポーリングレートが2倍になり、ワイヤレスゲームコントローラーやAirPods Pro 2を使う際の遅延が低減されるとのことです。

 つまり、操作がシビアなアクションゲームや、ワイヤレスイヤホンでは遅延が気になる音ゲーなどをプレイする時に、従来よりも快適な挙動が期待できるというわけです。

 AirPods Pro 2が手元にある人は、ぜひ音ゲーなどを試してみてください。

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