幼少の頃より母親から「お前なんてどうでもいい」などと日常的に暴言を浴びせられていたという女性から、母親と絶縁したエピソードが寄せられた。北海道の50代女性は、母親からの暴言に慣れ過ぎて「洗脳」されている状態だったという。
しかし、夫から言われたひと言をきっかけに心身とも自立することができた。いったい何があったのか。(文:林加奈)
「因果応報、二度と会わないです」
女性は夫と子どもと共に母親と同居していた時期があった。その時
「『お前ら達だけ幸せにさせるもんか』と言われ、洗脳が解けました」
「幼少期から何も変わらないので、不思議に思ってなかったんです」
|
|
しかし、夫はそんな妻の姿を見て胸を痛めていたのだろう。ある時、女性は「母は私がどうなっても自分の思い通りにしたいんだね」と言った。すると夫は
「『そうだよ。ずっとそうだよ』って静かに言われて、やっと気づきました」
「それから同居をさっさとやめて、連絡は電話ですが、受話器は取らないですべて留守電。14年間ずっとそうして関わらないようにしています。もっと早くこうしておくべきだった」
と顛末を語る女性。夫の一言をきっかけに毒親と縁を切ることができた。母親の状況も少しは耳に入るようだが、
「現在、一人暮らしで寂しいらしいですが、因果応報、二度と会わないです」
と決別の意思は固いことを明かしている。
|
|
※キャリコネニュースでは「親に言われた衝撃的な言葉」をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/T1VGTI8Q