【モデルプレス=2024/09/20】ミニストップは、店舗において外国籍の客に対する不適切な張り紙が掲示されていたことを謝罪。9月20日、文書にて今後の再発防止策などを発表した。
高島屋、崩れたクリスマスケーキ購入者に謝罪◆ミニストップ、外国籍の客に不適切な張り紙
発表された文書では「この度、ミニストップ店舗において、外国籍のお客さまに対する不適切な張り紙が掲示されていたことに対し、深くお詫び申し上げます」と謝罪。「ミニストップでは、サステナビリティ基本方針において、一人ひとりの人権、多様な価値観を尊重するとしており、すべてのお客さまが安心してご利用いただける環境を提供することを最優先に考えております」と企業理念を明確にした上で「今回の件は、その理念に反するものであり、真摯に受け止め、該当の店舗におきましては、適切に指導を行いました」と伝えた。
また、再発防止に向けた対応について「加盟店および社内での教育の再徹底」「店舗指導員による、店舗内外掲示物の確認を実施」の2点を即時に実施すると発表。また、サステナビリティ基本方針をホームページに公開すること、人権デュー・ディリジェンス委員会の発足、従業員採用時に出身地・思想等に関する質問やハラスメント発言を禁止することなどを取り組みとして掲げた。(modelpress編集部)
◆ミニストップ発表全文
ミニストップ店舗における不適切な張り紙掲示についてのお詫び
平素よりミニストップをご愛顧賜りまして、誠にありがとうございます。
この度、ミニストップ店舗において、外国籍のお客さまに対する不適切な張り紙が掲示されていたことに対し、深くお詫び申し上げます。
ミニストップでは、サステナビリティ基本方針において、一人ひとりの人権、多様な価値観を尊重するとしており、すべてのお客さまが安心してご利用いただける環境を提供することを最優先に考えております。今回の件は、その理念に反するものであり、真摯に受け止め、該当の店舗におきましては、適切に指導を行いました。
不快な思いをされたお客さまや関係者の皆さまに対し、心よりお詫び申し上げます。
【再発防止に向けた対応】
今回の問題を重く受け止め、以下の対応を即時に実施いたします。
・加盟店および社内での教育の再徹底
加盟店および社員全員に対して、差別や人権に関する教育を徹底し、多様性と尊重を大切にする企業文
化の再構築に努めます。
・店舗指導員による、店舗内外掲示物の確認を実施
【ミニストップの人権への取り組み】
・ミニストップサステナビリティ基本方針を定めホームページへ公開
・人権デュ―・ディリジェンス委員会を発足させ取り組み実施
・全従業員に向けて、年 1 回人権についての教育を実施
・イオン人権啓発ガイドブックに基づき、入社時研修の一環として教育を実施
・本年改正された障がい者差別解消法についてオンライン学習を実施
・加盟店の従業員採用時に出身地、思想等に関する質問やハラスメント発言を禁止
この度の件でお客さまの信頼を損ねてしまったことを重ねてお詫び申し上げます。今後、このような事態が起こらないよう、再発防止に努めてまいります。
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