雨予報SUGOの結末はいかに。スーパーGT第6戦のGT500ウイナー＆PPを編集担当スタッフがガチ予想

　2024スーパーGT第6戦SUGOのGT500クラス予選ポールポジション（PP）と決勝レースのウイナーを、オートスポーツweb編集スタッフがズバリ予想。なにやら雨の予報も出ておりますが、長年の経験と勘を頼りに、個人的な希望を極力排しつつ（たぶん）、走る前からガチで当てに行きます！

●Ｖ（初めてのぎっくり腰に苦悶中）のウイナー予想

◎本命：＃64 Modulo CIVIC TYPE R-GT
〇対抗：＃17 Astemo CIVIC TYPE R-GT
△大穴：＃23 MOTUL AUTECH Z

PP予想：＃64 Modulo CIVIC TYPE R-GT

　前回大会の第4戦富士では、かつての恩師の口癖だった「真っ直ぐな心」に倣い、富士戦ウイナーの最右翼に目されていた8号車ARTAのポール・トゥ・ウインを予想したところ見事、的中。この調子で次も当てたいところです。

　さて、鈴鹿を飛ばしてやってくるSUGOのレースウイークはお天気が怪しい様子です。今季はまだウエットレースがないため、タイヤメーカー各社のパフォーマンスが見えない状態ではありますが、ここはひとつダンロップタイヤに期待をかけ64号車Modulo（伊沢拓也／大草りき）を本命に挙げてみたいと思います。富士で3番手となった予選スピードにも期待です。

　対抗にはSUGOを得意とし、昨年もトップチェッカーを受けた（がレース後に失格となってしまった）17号車Astemo（塚越広大／太田格之進）をチョイス。大穴は23号車MOTUL（千代勝正／ロニー・クインタレッリ）と見ています。

●ゴトー（雨と湿気で髪の毛爆発）のウイナー予想

◎本命：＃23　MOTUL AUTECH Z
〇対抗：＃16　ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT
△大穴：＃19　WedsSport ADVAN GR Supra

PP予想：＃16　ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT

　第5戦鈴鹿が延期となったため、およそ1カ月半ぶりのスーパーGTレースウイークが始まります。ということでこのガチ？ 予想もひさびさです。今回はスポーツランドSUGOを得意とするニッサン勢が強さをみせそうで、荒れ模様のレースでNISMOが上がってくると予想し、MOTUL AUTECH Z（千代勝正／ロニー・クインタレッリ）を本命に挙げさせていただきます。

　対抗にはホンダ陣営の16号車ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT（大津弘樹／佐藤蓮）としますが、シビックがSUGOで速いかどうかは正直未知数。SUGOはTEAM KUNIMITSUも勝利を挙げているイメージがありますが、さすがにサクセスウエイト74kgは厳しいかも。

　大穴には、夏休みインターバル期間中にこのSUGOでタイヤテストを行ったヨコハマタイヤ勢がもしかしたら上位を争うかもと思いWedsSport ADVAN GR Supra（国本雄資／阪口晴南）を挙げます。しかし気になるのは週末の天候で、予報では予選日は一日を通して強い雨、決勝日も弱雨の予報。

　そして雨のレースではウエイト感度も低くなるので、サクセスウエイトの重い車両にもチャンスが出てくる可能性があり、予測の難しいレースになりそうです。

●ハルロウ（GT取材デビューから、かれこれ16年目。アツサニモアメニモマケズ安全運営で）のウイナー予想

◎本命：#16 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT
〇対抗：#17 Astemo CIVIC TYPE R-GT
△大穴：#14 ENEOS X PRIME GR Supra

PP予想：#8 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT

　もともとホンダ陣営が得意としていたSUGO。シビック・タイプR-GTとなって、今年はまだブリヂストン勢はドライでSUGOを走っていないという状況ではあるものの、サクセスウエイトを考慮してもやはりシビック・タイプR-GT勢が優勢と見る。

　そのなかで前回の8号車ARTA（野尻智紀／松下信治）が優勝し、同じTEAM MUGENメンテナンスでいい流れの16号車ARTA（大津弘樹／佐藤蓮）が本命と予想。ライバルは同じくホンダ陣営でSUGOを得意としている17号車Astemo（塚越広大／太田格之進）。前回に続いてのワン・ツーの可能性もありそうだけど、土曜の予選日はウエットが確実な様子。さらに日曜日の天候も怪しく、台風の影響も懸念される……と、とにかくコンディションが読めない週末になりそう。ウエット対決になると、どのタイヤメーカーが優勢なのかも、楽しみ！