返済延期を承認=きらやか銀の公的資金―金融庁

0

2024年09月20日 21:01  時事通信社

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

時事通信社

金融庁(写真上)ときらやか銀行の看板
 金融庁は20日、じもとホールディングス(HD)傘下のきらやか銀行(山形市)に注入された公的資金200億円について、9月末の返済期限を2037年9月末まで13年延期する計画を承認したと発表した。じもとHDは今月27日に臨時株主総会を開き、返済延期に必要な定款変更の承認を求める。

 きらやか銀は09年、金融機能強化法に基づいて200億円の公的資金注入を受けたが、じもとHDは24年3月期決算で2期連続の大幅赤字を計上し、期限内の返済が困難となっていた。また、経営悪化に伴い、じもとHDは6月の定時株主総会で配当の見送りを決定。国が保有している優先株に63.5%の議決権が発生し、国の実質管理下に入っている。 
    ニュース設定