東急電鉄はきょう、車両を製造する会社が、車輪の組み立て作業の際に基準を超える圧力をかけていたと明らかにしました。
東急電鉄によりますと、車両の納入元である「総合車両製作所」が東急世田谷線の車輪を車軸にはめる作業の際、7本の車軸について基準値を最大でおよそ5%上回る圧力をかけていたことがわかりました。
今月、国からの指示を受けて、東急電鉄が総合車両製作所に確認したところ発覚しました。
ただ、こうした車軸が使われていた2車両についても定期的な検査で安全に問題がないことを確認しているため、営業運転を続けるということです。
東急電鉄はすべての車両で、基準値に関するデータの改ざんはないということです。
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