中国空母、宮古島南方で発着艦=接続水域通過後に訓練―防衛省

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2024年09月20日 22:31  時事通信社

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沖縄県宮古島南方の太平洋上で艦載機の発着艦を行う中国軍の空母「遼寧」(防衛省統合幕僚監部提供)
 防衛省は20日、沖縄県の宮古島南方の太平洋で、中国軍の空母「遼寧」が艦載機の発着艦を行うのを確認したと発表した。遼寧は18日に与那国島と西表島の間の接続水域を通過していた。中国空母が日本の接続水域に入るのは初めてで、遼寧や僚艦はその後、南に進み、海上自衛隊が監視を続けていた。

 同省によると、遼寧は20日午後5時ごろ、宮古島の南東約1360キロの太平洋上で、艦載の戦闘機やヘリコプターをそれぞれ数回発着艦させたという。中国は空母の作戦能力向上や遠洋での運用を図っているとみられ、海自の護衛艦「あさひ」が引き続き警戒や情報収集をしている。 

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