<フィギュアスケート:東京選手権>◇21日◇第1日◇千葉・アイスパーク船橋◇女子ショートプログラム(SP)
24年4大陸選手権銅メダルの渡辺倫果(22=三和建装)が過密スケジュールの中で踏ん張った。「4週連続で試合やアイスショーがあり、本当にすごく疲れの残ってる中で、ちゃんとアクセルも攻めていくこともできました。ケガなく終える事ができたのは良かった」。得点は55・04点の5位も、前向きに捉えた。
東京夏季大会、アイスショー「ワンピース・オン・アイス」、そして前週はイタリアでロンバルディア杯と戦ってきた。帰国後に体調を崩して、ジャンプも2日前から再開したが、今季はSP、フリーで3本を組み込む大技のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を回避せずに挑んだ。過密日程は望んでの形ではなかったが、「国際大会の緊張感をグランプリシリーズの前に味わえたのは大きかった」と収穫十分だった。
「すぐに結果が出なくても、この1カ月後のグランプリシリーズで、蓋を開けた時に結果がちゃんと伴って出てくればいい」。いまは“中身”を充実させることが肝心だ。
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