清家貴子、デビュー戦ハットでリーグ初の快挙！　指揮官は絶賛「ずっと脅威だった」

　ブライトン・ウィメンに所属する女子日本代表（なでしこジャパン）FW清家貴子が快挙を達成した。21日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

　今夏に三菱重工浦和レッズレディースから、FA女子スーパーリーグ（イングランド1部）のブライトンに移籍を果たした清家は、21日に行われた開幕節のエヴァートン戦に先発出場し、新天地デビューを飾った。29分に移籍後初ゴールを挙げると、56分と75分にも追加点を挙げ、ハットトリックを達成し、4−0での勝利に大きく貢献を果たした。

　FA女子スーパーリーグ史上初のデビュー戦でのハットトリックを記録した清家について試合後、ブライトンを率いるダリオ・ヴィドシッチ監督は「素晴らしかったね。彼女をいいポジションにつけて、ゴールを決める能力を活かすよう私たちは取り組んできた」と賛辞を送りながら、次のように続けた。

「彼女はずっと脅威だった。最後のゴールの時、私は彼女にパスを出せと叫んでいたけど、彼女は言うことを聞かずに代わりにゴール上隅にボールを蹴り込んでくれたのはよかったね。彼女は加入して以来、ずっと素晴らしいプレーをしていて、一生懸命努力した成果が出た。これからももっとそういうプレーが続くことを願っている」

　ブライトンは次節、29日に女子日本代表（なでしこジャパン）MF長谷川唯、さらには今夏DF清水梨紗とFW藤野あおば、GK山下杏也加が加入したマンチェスター・シティとの対戦を予定している。


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