ブライトン、フォレストとの“無敗対決”はドロー決着…フル出場の三笘薫は再三好機を演出

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2024年09月23日 00:24  サッカーキング

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ブライトンとノッティンガム・フォレストの一戦はドロー決着 [写真]=Getty Images
 プレミアリーグ第5節が22日に行われ、ブライトンとノッティンガム・フォレストが対戦した。

 今夏に就任したファビアン・ヒュルツェラー監督の下で好調を維持しているブライトン。前節はスコアレスドローに終わったものの、ここまで2勝2分と無敗を維持している。今節ホームに迎えるのはノッティンガム・フォレスト。ブライトンと同じく2勝2分という成績を収めており、前節はリヴァプールに初黒星をつけた。好調の両チームによる一戦はどちらに軍配が上がるだろうか。ブライトンの日本代表FW三笘薫は5試合連続でスタメンに名を連ねている。

 序盤からブライトンがボールを保持する展開のなか、11分にノッティンガム・フォレストが一瞬の隙を突く。自陣右サイドのスローインからモーガン・ギブス・ホワイトが抜け出し、ドリブルでボックス内右まで持ち運ぶ。中央へラストパスを送ると、カラム・ハドソン・オドイがカルロス・バレバに倒されPKを獲得し、これをクリス・ウッドが冷静に沈めて先制に成功した。

 ビハインドを負ったブライトンは前線に良い形でボールが渡らず、なかなか決定機を作り出せず。三笘は左サイドで起点を作り、何度かクロスを供給するも味方には合わない。それでも42分、三笘のクロスが長くなったところを回収し、高い位置を取ったヤン・ポール・ファン・ヘッケが右からクロスを供給。これにジャック・ヒンシェルウッドが頭で合わせ、試合を振り出しに戻した。

 さらに45分には三笘がスピードに乗ったドリブル突破で相手DFのファウルを誘発し、ボックス手前やや左寄りの位置でFKを獲得。ダニー・ウェルベックが直接狙うと、GKマッツ・セルスは一歩も動くことができず、低い弾道のシュートがゴール右隅に突き刺さった。ブライトンが逆転に成功し、試合を折り返す。

 後半最初の決定機は50分のブライトン。左サイドを持ち上がった三笘がカットインからボックス内中央へラストパスを供給し、これを収めたウェルベックがDFに囲まれながらもフィニッシュに持ち込む。しかし、GKセルスが至近距離からのシュートを防ぎ、追加点とはならない。ブライトンはその後もボール保持率を高めながら優位に試合を進め、三笘も左からのドリブルやクロスで再三チャンスを演出する。

 70分、ムリーロの縦パスを受けたウッドがワンタッチで落とし、ギブス・ホワイトが相手DFラインの背後へ展開。抜け出したジョタ・シルヴァが右へ送り、最後は走り込んだラモン・ソーサがゴールへ流し込んだ。鮮やかな攻撃で同点に追い付いたノッティンガム・フォレストだったが、83分にアクシデント発生。ギブス・ホワイトに2枚目のイエローカードが提示され退場処分に。また、このシーンでは両チームの指揮官にもレッドカードが提示された。

 最終盤にかけては数的優位のブライトンが攻勢を強めつつ、ノッティンガム・フォレストも鋭い攻撃でチャンスを作るも、互いに決勝ゴールは奪えず、試合は2−2で終了した。次節は28日に行われ、ブライトンはアウェイでチェルシーと、ノッティンガム・フォレストはホームでフルアムと対戦する。

【スコア】
ブライトン 2−2 ノッティンガム・フォレスト

【得点者】
0−1 13分 クリス・ウッド(PK/ノッティンガム・フォレスト)
1−1 42分 ジャック・ヒンシェルウッド(ブライトン)
2−1 45+1分 ダニー・ウェルベック(ブライトン)
2−2 70分 ラモン・ソーサ(ノッティンガム・フォレスト)

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