ダルビッシュ有、日本人投手初のMLB通算2000K達成も2被弾に泣き白星お預け パドレスは逆転勝利で14年ぶりの90勝到達

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2024年09月23日 07:42  ベースボールキング

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通算2000奪三振を達成したダルビッシュ有
○ パドレス 4−2 ホワイトソックス ●
<現地時間9月22日 ペトコ・パーク>

 サンディエゴ・パドレスが逆転勝利でホワイトソックスとの3連戦をスイープ。先発したダルビッシュ有投手(38)は7回途中2失点で勝敗付かなかった。

 前回登板では打たせて取るピッチングで6回79球無失点と好投したダルビッシュだったが、この試合は奪三振ショーを展開。初回、先頭打者バルガスをフォーシームで空振り三振に仕留めると、2番ロベルトJr.はスライダーで連続三振。3番ベニンテンディを一直に打ち取り、三者凡退のスタートを切った。

 2回表は6番ソーサから空振り三振を奪うなど三者凡退。3回表には、一死から8番リーに11号先制ソロを浴びたが、3つのアウト全てを奪三振で記録。2番ロベルトJr.を外角いっぱいのスライダーで見逃し三振に仕留め、日本人選手として初となるMLB通算2000奪三振を達成した。

 続く3回裏、パドレスはジュリクソン・プロファーの24号ソロで試合を振り出しに。援護を貰ったダルビッシュは4回表、5回表と三者凡退を続けるも、同点で迎えた6回表に一死から1番バルガスに5号勝ち越しソロを被弾。再びリードを許し、7回一死で降板した。

 パドレスは1点を追う8回裏、ドノバン・ソラノ、代打ルイス・アラエスの連続二塁打で再び同点に追いつき、ジュリクソン・プロファーの犠飛で逆転に成功。さらに、フェルナンド・タティスJr.が20号ソロでリード拡大した。最終回を守護神ロベルト・スアレスが締めて4連勝。2010年以来、球団14年ぶりとなるシーズン90勝に到達した。

 この試合のダルビッシュは6回1/3、87球を投げて3安打、無四球、9奪三振、2失点という投球。黒田博樹氏に並んで日本人投手最多となる日米通算203勝目はお預けとなった。今季成績は6勝3敗、防御率3.18となっている。

このニュースに関するつぶやき

  • ダルさんは勝ち星は逃しましたがチームが逆転勝利出来て良かったですね。メジャーリーグで2000奪三振は中々到達する事が出来ない偉大な記録なので達成したのは凄いですね
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