【ワークマン】話題の「3900円エックスシェルター断熱ジャケット」を着てみた 寒暖差に対応しやすい高機能アウター

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2024年09月23日 18:10  Fav-Log by ITmedia

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  今季、ワークマンがイチ推しする「エックスシェルター(X Shelter)」シリーズの中から、軽防寒に最適なジャケット「エックスシェルター断熱ジャケット」を入手しました。本記事では、エックスシェルターの概要や本製品の特徴について詳しく紹介します。

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●エックスシェルターとは?

 テレビやSNSなどで紹介されるや否や、8月下旬の予約開始日からわずか4日間でオンラインストアでの販売分(総数2万点)が完売してしまった、話題性の高いワークマンの「エックスシェルター」シリーズ。

 エックスシェルターとは、特殊断熱シートと吸光&吸湿発熱わたを組み合わせた新素材の名称のことで、家屋の断熱材にヒントを得て開発されました。

 軽量な上に抗菌・防臭効果があり、さらに5000g/平方メートル/24hもの透湿性も持ち合わせているのが特徴です。

 特殊断熱シートはミクロンサイズ粒子の積層素材で、空洞の粒子が優れた断熱性を発揮します。中わたには光を吸収して繊維に蓄えるというナノサイズの貯蔵発熱材が特殊加工されていて、この2つの相乗効果による高い防寒性がエックスシェルターの特徴となっています。

 第三者検査機関の調べによると、一般的なポリエステルわたと比べ、エネルギー蓄積効果は最大で約30度以上もの差があるとのこと。これは期待せずにはいられません。

●ロングシーズン着用できるスマートなジャケット

 今回紹介するのは、シリーズの中で最も汎用性が高そうな「エックスシェルター断熱ジャケット」。販売価格は3900円(税込、以下同)です。

 ワークマンには秋冬シーズンの定番にしてロングセラー商品の「エアロストレッチブルゾン(2900円)」がありますが、軽い着心地やボリューム感などは、これに限りなく近い印象です。

 重さを測ったところ、エックスシェルター断熱ジャケットが467g、エアロストレッチブルゾンが508g(どちらもLサイズ)と、かなり近い結果となりました。

 エックスシェルターシリーズには、透湿防水性を加えることでアウターとしての機能に特化した「エックスシェルター断熱防水防寒ジャケット(5800円)」があります。

 それと比べると本製品の中わたの量は少なめですが、あえてボリュームを抑えることでロングシーズンに対応できることに重きを置いています。

 表地はエアロストレッチブルゾンほどの伸縮性はありませんが、特殊な立体裁断を採用することで、動きやすさとスマートなシルエットを両立。さらに後ろ身頃の裾を長めにすることで、腰からお尻の冷えを軽減するデザインになっているのもうれしい要素でしょう。

 ちなみに、裾にはスピンドルが入っているので、タイトに絞ることもできます。

●細部までワークマンらしい機能的なつくり

 エックスシェルター断熱ジャケットは、シンプルな見た目に反してさまざまな機能が盛り込まれています。まずはポケットです。前身頃に3つと内側に1つ、計4カ所に設けられており、普段使いには十分な数と言えるでしょう。

 内ポケットの生地にも断熱シートが使われていますので、温かいペットボトル飲料が冷めにくいという隠れたメリットもあります。

 襟元にあるファスナーを開けると、中からフードが出てきます。中わた入りではないので防寒性はそれなりですが、スピンドルを絞ることで寒風が襟元から浸入するのを軽減してくれます。

 また、襟内側のあごが触れる部分には起毛生地が使われており、肌触りが良いというのもありがたい気遣いです。

 袖口には非常に薄いリブが使われています。冷気の浸入を防いでくれるのはもちろん、コートなどを羽織ったときに袖口がだぶつかないという長所があります。

●着心地が軽く、動きやすい

 エックスシェルターの最大の特徴は、特殊断熱シートによる外部環境の無効化です。ダウンジャケットなど一般的な防寒着よりも寒暖差に対応しやすく、寒い環境から急に暖房の効いた部屋に入っても蒸れにくいというのがセールスポイントとなっています。

 まだ暑い日が続いているので本製品の防寒性については言及できませんが、着心地の軽さと動きやすさはかなり高いレベルにあります。アウターとして着るもよし、ミドルレイヤーとして着るもよしと、なかなかに活躍の場が広そうな1着です。

 なお、オンラインストアでの予約販売分は完売となりましたが、9月上旬から通常販売分が順次店舗に入荷しています。欲しい方はぜひ早めにチェックしてみてください。

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