バレーボール男子の東レアローズ静岡は24日、10月に開幕する「SVリーグ」に向けた新体制発表会見を都内で行い、新たにキャプテンに就任したアタッカーの重藤トビアス赳(たけし、23)が、初代王座戴冠へ意気込んだ。
正式加入して2年目での主将就任となるが、「年数は関係ない。キャプテンとしての立ち居振る舞いをしっかりやる」と覚悟を見せる。早大3年時には、全日本大学選手権で5連覇を達成するなど大舞台の経験も豊富。チームは昨季、Vリーグや天皇杯で準決勝敗退に終わり、「今年こそは優勝したい気持ちを持って、チーム一丸で取り組んでいる」と力を込めた。
日本代表の高橋健太郎や富田将馬ら主力が移籍し、コートに立つメンバーも変わる。それでも「そこに対する不安はない」と言い切った。
今季から新たに指揮を執る阿部裕太監督(43)は「SVリーグ元年に監督に就任した大きな責任を感じているが、このチームで日本一を取りに行く」と決意を示した。
10月12日の開幕戦は、敵地で広島サンダーズと対戦する。
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