福永祐一厩舎3度目のGI挑戦へ 復活狙うGI馬がスプリンターズSでタイトルを届けるか

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2024年09月24日 18:00  netkeiba

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復活が待たれるダノンスコーピオン(今年9月撮影、ユーザー提供:zatsumuさん)
 一昨年のNHKマイルC覇者のダノンスコーピオン(牡5、栗東・福永祐一厩舎)が、スプリンターズステークス(3歳上・GI・芝1200m)で2年5カ月ぶりのGI・2勝目を狙う。

 ダノンスコーピオンは父ロードカナロア、母レキシールー、母の父Sligo Bayの血統。母は14年のカナダの年度代表馬。同年の米G1ハリウッドダービーでは名馬カリフォルニアクロームの2着だった。

 ここまで17戦4勝。2歳時に朝日杯FSで3着。3歳となってアーリントンCで重賞初制覇を果たすと、続くNHKマイルCでマテンロウオリオンの猛追をクビ差抑え、GI馬の仲間入りを果たした。しかし、古馬となって以降は不振で、5戦連続で2桁着順。ようやく復活の兆しを見せたのが、福永厩舎への転厩初戦だった3走前の京王杯スプリングCだった。中団後ろで脚をためると、直線では馬群の中から脚を伸ばし、0秒5差の4着。馬券圏内には一歩届かなかったが、ようやくいい頃の雰囲気が戻ってきた。続く安田記念は15着に大敗したが、さすがに相手が強過ぎたか。前走のセントウルSも2桁着順の12着だったが、初の1200mだったので致し方なし。その中で上がり3Fはメンバー中2位タイの33秒1をマークしていたので、決して内容は悪くなかった。2戦連続2回目のスプリント戦となる今回は大幅な前進があっても不思議ない。

 厩舎にとってはNHKマイルCのチャンネルトンネル(6着)、安田記念のダノンスコーピオン(15着)に続く3回目のGIチャレンジ。開業初年度でのビッグタイトル獲得を期待したい。

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