勤務先の保育園で7人の女の子に性的暴行を加えた罪に問われている元保育士の被告人質問が行われ、男は犯行の動機について、「性的な欲求を満たすため以外に何もありません」と明かしました。
元保育士の長田凪巧被告(27)は勤めていた都内の認可保育園で2021年9月から去年12月までに、園児の女の子7人に性的暴行を加えたなどの罪に問われていて、長田被告はこれまでの裁判で起訴内容を認めています。
きょう、東京地裁で行われた被告人質問で、検察側から犯行の動機を問われた長田被告は、「心と身体がまったく真反対の方を向いていて、自分のコントロールを失っていた」「葛藤して欲に負けてしまいました」などと当時の状況を説明し、「性的な欲求を満たすため以外に何もありません」と答えました。
また、被害者側の代理人弁護士から犯行の様子を写した動画を事件発覚後に消した理由について問われると、「逮捕を遅らせようと考えた」と明かしました。
次回は10月15日に論告求刑が行われる予定です。
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