「愛猫は私が連れて行く」と言う祖母が旅立った49日後…… 不思議な絆に「いかん、目に汗が」「約束して生まれて来たのかな」

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2024年09月24日 22:13  ねとらぼ

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ミラちゃん存命時に赤ちゃんだったボアくんは現在21歳

 祖母と愛猫の堅い絆を物語るエピソードがX(Twitter)に投稿され、記事執筆時点でこの投稿の表示数は203万件を突破し、“いいね”は7万1000件を超えています。何があろうともふたりを引き離すことはできませんね。


【画像】祖母と愛猫のミラちゃん


●おばあさんと愛猫のミラちゃん


 投稿者は21歳の猫「ボア」くんと暮らすsachiさん。話題になったポストは、敬老の日に投稿されたおばあさんと愛猫・「ミラ」ちゃんのお話です。 


●おばあさんの口癖は「ミラは私が連れて行く」


 写真は2003年8月、ボアくんを家族の一員として迎え入れた翌朝の光景です。そこには96歳のおばあさんと、椅子でくつろぐ20歳のミラちゃんが写っています。そっと伸ばされた手にミラちゃんは目を細め、その温もりを感じているようです。おばあさんの優しいしぐさからは深い愛情が、丸まって眠るミラちゃんからは心からの安らぎが伝わってきます。


 深くミラちゃんを思っていたおばあさんには「ミラは私が連れて行く」という口癖がありましたが、ミラちゃんよりも先に旅立つことになってしまいました。葬儀の際、残されたミラちゃんが長いしっぽを引きずって歩く姿が見られたそうです。


 しかしおばあさんの死後驚くべき出来事が起こりました。正確に49日目、ミラちゃんも後を追うように息を引き取ったのです。それはまるでおばあさんがミラちゃんを迎えにきたような不思議な巡り合わせでした。おばあさんは最後の最後まで、自分の言葉を守り抜いたのです。


 sachiさんは投稿に「お互い支え合って生き抜いた御長寿ふたりに敬意を込めて…」というコメントを添えています。きっとふたりは、虹の橋の向こうでかつてのように寄り添い堅い絆で結ばれているのでしょう。おばあさんのぬくもりに触れて幸せそうなミラちゃんの姿が目に浮かぶようです。


●「全国の御長寿さんに幸あれ…」


 ミラちゃんは、sachiさんが人生で初めて遊んだ子猫だそうで「ミラは猫の魅力を最初に教えてくれ、祖母に終生忠実な賢猫でした」とのこと。また、ミラちゃんは写真撮影時に赤ちゃんのボアくんとも出会っており「赤ん坊だよ面倒くさ」とばかりにちらっと見ていたんだとか。そんなボアくんも現在、21歳というご長寿猫さんとなりました。


 老齢のボアくんとミラちゃんの写真を並べて見たsachiさんは「雰囲気が似てて感慨深いです…ボアもこの域に来たんだなぁと」「全国の御長寿さんに幸あれ…」とつづっています。


●感銘を受けた人の声が多数集まりました


 投稿には「おばあちゃん、ミラちゃんが来るのを待って旅立たれたんだね」「きっとミラは『私がお婆ちゃんを連れていく』と思ってたんでしょうね」「すごく良い写真ですね 絆を感じる話ですね」「二人で大往生」「今も昔もこれからも、ずっとずっと一緒で幸せだね、よかったね、寂しくないね」といった深い感銘を受けた人の声が多数寄せられました。


 今でもふたりが一緒に居るだと思うと自然と笑みが浮かんできますね。sachiさんはX(Twitter)アカウントで、ボアくんの日常やさまざまな猫ちゃんの姿を投稿しています。


画像提供:sachi(@MoncheriSonia)さん



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