秋は紅葉が山を彩る季節。色とりどりの紅葉に囲まれた絶景や澄み渡る空気、心地良い涼しさを感じながら登山を楽しむことができます。
本記事では、筆者が行ってよかった「秋登山にぴったりの日本百名山」を3つピックアップ。また、おすすめギアも合わせて紹介します。秋の登山を計画している方は、ぜひ参考にしてみてください。
●秋登山におすすめの日本百名山：安達太良山（福島県）
福島県にそびえる標高約1700mの安達太良山は、紅葉の名所として知られる日本百名山です。ロープウェイを使えば山頂まで約1時間半とアクセスも良く、初心者や家族連れでも安心して挑戦できるのが魅力。登山口までは関東からも訪れやすく、週末に気軽に登ることができるのもポイントです。
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特に9月下旬から10月下旬にかけての紅葉シーズンは圧巻で、赤やオレンジに染まるツツジやナナカマド、そして常緑樹の彩りはまるで絵画のよう。さらに、明治時代の大噴火によってできた大きな噴火口「沼ノ平火口」も見応え抜群。荒々しい岩肌と広大な火口を目の前にすると、自然の壮大さに圧倒されます。
●秋登山におすすめの日本百名山：立山（富山県）
北アルプスに位置する立山は、夏だけでなく秋も訪れる価値のある日本百名山。立山黒部アルペンルートを利用して標高約2450mの室堂平へ向かうと、一面に広がる紅葉と立山連峰のパノラマを楽しむことができます。
9月中旬に山頂付近から紅葉が始まり、11月にかけて徐々にふもとへ移っていく様子は、まるで自然の芸術のよう。ナナカマドやミネカエデ、チングルマが鮮やかに色づき、青空とのコントラストも見事です。
室堂平から立山の主峰である雄山までは約2時間ほどで、初心者でも挑戦しやすいコースとされています。頂上からは北アルプスの山並みや富山平野などがパノラマでが見渡せるほか、天気が良ければ遠くに富士山が見えることも。紅葉と高山ならではの自然を存分に味わえるスポットです。
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●秋登山におすすめの日本百名山：大朝日岳（山形県、新潟県）
山形県と新潟県の県境に位置する大朝日岳は標高1871m。高山と呼べるほどの標高ではありませんが、山頂付近は高い樹木が少なく見晴らしが抜群で、まるでアルプスのような風景を楽しめるのが魅力。紅葉の時期は、カエデやドウダンツツジが色づき、秋ならではの色とりどりの風景が広がります。
日本百名山ではあるものの混雑することが少ないため、静かでゆったりとした時間を過ごせるのもうれしいポイント。最短でも往復10時間ほどかかるため、中級以上の登山者に向いていますが、その分自然にどっぷりと浸かることができます。山頂から15分ほど歩いたところにある大朝日小屋に泊まるのもおすすめです。
●秋登山におすすめのギア
サーモス 山専用ステンレスボトル
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抜群の保温力を誇るボトル。肌寒い時期に持ち歩いて、サッと暖を取れるように備えましょう。
ザ・ノース・フェイス イーチップグローブ
秋、標高の高い山は1桁台の気温になります。そのため、保温性のあるグローブを携帯するのがおすすめです。
シートゥサミット X-ポット 1.4L
直火調理のできる折りたたみ式鍋。肌寒い日の山でのランチには、暖かい鍋料理もおすすめです。
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