片手操作に適したホーム画面が作れるiOS 18の新しいホーム画面カスタマイズを解説 アプリアイコンの配置やサイズ、色の自由度がアップ

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2024年09月25日 14:31  ITmedia Mobile

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iOS 18で新しくなったホーム画面

 Appleが9月17日にリリースしたiPhone向けの最新OS「iOS 18」では、ホーム画面のカスタマイズが従来よりも柔軟に行えるようになった。本記事ではカスタマイズ機能のポイントをおさらいしつつ、アプリアイコンやウィジェットの配置や、アプリアイコンのサイズ、色をカスタマイズする具体的な手順について紹介しよう。


【その他の画像】


 なお、本記事紹介する操作手順は「iOS 18.0」にて検証したものだ。


●アプリアイコンやウィジェットを画面下端に配置できる


 iOS 17までのiPhoneは、ホーム画面に配置したアプリアイコンやウィジェットなどを、その「ページ」(=左右スワイプで切り替えるホーム画面の1単位)の上から詰めて順番に並べることしかできなかった。


 例えば、頻繁に使うアプリアイコンやウィジェットを指の届きやすい画面の下側に配置するには、使用頻度が低めのアプリアイコンや、タップ操作の不要なウィジェットを上部に置いて位置を調整する必要があった。


 一方、iOS 18ではアプリアイコンやウィジェットを好きな位置に配置できるようになった。つまり、使用頻度の高いアプリアイコンを下から順に並べられる。特にPlusシリーズやPro Maxシリーズなど、片手操作が厳しい大画面モデルではうれしい改善といえるだろう。


 アプリアイコンやウィジェットの配置を変更する操作は大きな変更はない。アイコンやウィジェットを長押ししてからドラッグアンドドロップ操作をするか、ホーム画面の何もない位置を長押しして、編集モードに切り替えてからドラッグアンドドップ操作で整えればOKだ。


●アプリアイコンのサイズと色合いを変更できる


 さらにiOS 18のホーム画面のカスタマイズでは、アプリアイコンの表示サイズと色合いを選択できるようになっている。こちらの手順も合わせてチェックしておきたい。


 具体的には、ホーム画面の何もない位置を長押しして、編集モードに切り替え、画面左上に表示される「編集」をタップする。続いて、メニューに表示される「カスタマイズ」を選択しよう。


 これで画面下部にカスタマイズ用のウィンドウが表示される。このウィンドウに表示される「小」「大」を選択することで、アプリアイコンのサイズを2種類から切り替えられる。また、「ライト」「ダーク」「自動」「色合い調整」の4つのスタイルを選択することで、アプリアイコンの色合いも変更できる。


 例えば、「色合い調整」を選択してから、下部に表示されるスライダーを調整することで、黒地に1つの差し色で統一されたような外観に調整することも可能だ。背景画像とともにこだわって調整すれば、iPhoneの見た目の雰囲気をガラッと変えられるはずだろう。


 ちなみに、カスタマイズ操作中にウィンドウの左上に表示される太陽のアイコンをタップすると、背景の明るさを2種類から切り替えられる。また、「色合い調整」選択後の画面では、ウィンドウの右上に表示されるスポイトのアイコンをタップすることで、背景画像から色を抽出して適用することも可能だ。


 背景画像と調和した雰囲気のアイコンにしたい場合には、これらの細かい機能も駆使してみてほしい。



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