リヴァプール、逆転勝利でカラバオ杯4回戦進出! 今季初先発の遠藤は82分までプレー

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2024年09月26日 06:16  サッカーキング

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ウェストハム戦に先発した遠藤航 [写真]=Getty Images
 カラバオ・カップ3回戦が25日に行われ、リヴァプールとウェストハムが対戦した。

 リーグ戦から中3日でカラバオ・カップ3回戦を迎えたリヴァプール。連覇を目指す昨シーズンの同大会王者は、今シーズンの開幕から公式戦5勝1敗と好調を維持している。ウェストハム戦では21日のボーンマス戦から先発を9名変更。ディオゴ・ジョッタやフェデリコ・キエーザらが起用され、日本代表MF遠藤航も今季初となる先発入りを果たした。

 最初の決定機はウェストハムに訪れる。18分に自陣深くでボールを奪うと、ジャロッド・ボーウェンが馬力のあるドリブルで右サイドを突破。複数の相手選手を引きつけながら左サイドのクリセンシオ・サマーフィルにパスを繋ぐ。ボックス内での仕掛けはコナー・ブラッドリーに防がれたものの、流れたボールをボーウェンが押し込む。しかし、判定はオフサイドで得点は認められなかった。

 そんななか、21分にウェストハムが左サイドでコーナーキックを獲得。アーロン・クレスウェルの送ったクロスにマックス・キルマンが競り勝ち、ゴール前で混戦が生まれる。エドソン・アルバレスがボールをキープすると、遠藤のクリアがジャレル・クアンサーの足に接触。そのままゴールに吸い込まれ、ウェストハムが先制した。

 リードを許したリヴァプールだったが、直後の25分にジョッタがスルーパスを供給。反応したコーディ・ガクポが左サイドを抜け出し、左足で柔らかいクロスを蹴り入れる。大外で待ち受けていたキエーザがアクロバティックに合わせると、ゴール方向に飛んだボールをジョッタがヘディング。頭でネットを揺らしてリヴァプールが同点に追いついた。

 すると、後半開始直後にリヴァプールがゲームをひっくり返す。49分にカーティス・ジョーンズがドリブルで前進。左サイドのガクポにボールが渡り、中に切り込みながらC・ジョーンズにリターンを送る。ペナルティエリア手前が密集するなか、C・ジョーンズがDFのギャップを通す優しいスルーパスを供給。ジョッタが確実に流し込んで逆転弾を挙げた。

 前半は失点に絡んでしまった遠藤も、後半に入ると鋭いプレスや気の利くポジショニングで存在感を発揮。アルネ・スロット監督は、59分にアレクシス・マック・アリスターとモハメド・サラーを投入し、さらなる得点奪取を狙う。

 相手を押し込み始めたリヴァプールは、74分に遠藤を交えたポゼッションで相手を翻弄。右サイドでボールを持ったサラーが、ポケットに駆け上がるブラッドリーへとスルーパスを出す。マイナスの折り返しにマック・アリスターが合わせるが、GKウカシュ・ファビアンスキがビッグセーブ。それでもセカンドボールをサラーが押し込み、リヴァプールがリードを2点に広げた。

 その後は、76分にE・アルバレスが退場となったことでリヴァプールが数的有利に。80分にはマック・アリスターの放った強烈なミドルシュートが、GKに弾かれて左ポストに直撃する。遠藤は82分に交代でピッチを退いた。結局、リヴァプールが終了間際に2点を追加し、試合は5−1で終了。逆転勝利を収めたリヴァプールが、カラバオ・カップ4回戦進出を決めた。
 

【スコア】
リヴァプール 5−1 ウェストハム

【得点者】
0−1 21分 オウンゴール(ウェストハム)
1−1 25分 ディオゴ・ジョッタ(リヴァプール)
2−1 49分 ディオゴ・ジョッタ(リヴァプール)
3−1 74分 モハメド・サラー(リヴァプール)
4−1 90分 コーディ・ガクポ(リヴァプール)
5−1 90+3分 コーディ・ガクポ(リヴァプール)

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