バルセロナ、ヘタフェを下して7季ぶり開幕7連勝達成！　レヴァンドフスキの得点で1−0勝利

　ラ・リーガ第7節が25日に行われ、バルセロナとヘタフェが対戦した。

　ここまでのリーグ戦で6戦6勝を記録し、勝ち点「18」の首位に立つバルセロナ。ハンジ・フリック新監督の下で好調を維持する同クラブは、2年ぶりのラ・リーガ制覇に向け最高の滑り出しを見せている。今節も最前線には得点ランキングトップの6得点を挙げているロベルト・レヴァンドフスキが先発。ラミン・ヤマルやダニ・オルモらに加え、GKにはイニャキ・ペーニャが起用された。対するは、開幕から4分2敗と未勝利が続くヘタフェ。強豪バルセロナを相手に、敵地で今季初白星を狙う。

　最初の決定機はヘタフェに訪れる。8分にジェネ・ダコナムが送ったクロスは左サイドへと流れるが、ラミン・ヤマルにプレスをかけたアレックス・ソラがボールを奪取。敵陣深くから右足でクロスを蹴り入れると、大外からカルレス・ペレスが飛び込む。勢いよく頭で合わせたものの、ボールはGKペーニャの正面に飛んでしまった。

　すると、19分にホームチームが均衡を破る。ゴールキックから細かく繋いでボールを前進し、ヤマルがパスを受けたタイミングでジュール・クンデがライン際をスプリント。スルーパスからダイレクトでクロスを送ると、GKダビド・ソリアがボールを背後にこぼしてしまう。これをレヴァンドフスキが素早く押し込み、バルセロナが先制に成功した。

　後半もゲームを優勢に運ぶバルセロナは、71分に左サイドでコーナーキックを獲得。ハフィーニャの送ったクロスは一度クリアされるが、跳ね返りをヤマルがボックス手前で回収する。トラップから素早く振り抜いたシュートは、惜しくもクロスバーへと直撃。バルセロナがビッグチャンスを仕留めきれない。

　その後もヘタフェを圧倒したバルセロナ。追加点こそ生まれなかったものの、1−0の勝利を収め7シーズンぶりの開幕7連勝を達成した。次節は28日に行われ、バルセロナはアウェイでオサスナと対戦。ヘタフェはホームでアラベスと対戦する。

【スコア】
バルセロナ　1−0　ヘタフェ

【得点者】
1−0　19分　ロベルト・レヴァンドフスキ（バルセロナ）