佐々木主浩氏、巨人・戸郷は「全然調子が良くないけど」…「しっかりゲームを作っている」

○ DeNA 1 − 0 巨人 ●
＜23回戦・横浜＞　

　25日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター DeNA−巨人』で解説を務めた佐々木主浩氏が、巨人の先発・戸郷翔征について言及した。

　戸郷は2回先頭のオースティンにライト・浅野翔吾が転倒する拙い守備で三塁打を許すと、連続四球で無死満塁のピンチを招く。戸柱恭孝を二併、森敬斗を申告敬遠で満塁策を取り、ピッチャーのジャクソンを見逃し三振でピンチを脱した。

　続く3回は先頭の梶原昂希にライト前に運ばれると、続く牧秀悟の打席中に二塁盗塁を決められる。佐々木氏は「ノーマークでしたよね」と指摘。牧の右飛で二塁走者・梶原が三塁タッチアップ。佐野恵太の二ゴロの間に三塁走者の生還を許した。

　佐々木氏は「ボールも高いですし、本調子ではないでしょうね」と解説。戸郷は雨が降る中、何度もスパイクに着いた土を気にするなどあったが、なんとか7回1失点とゲームを作った。

　佐々木氏は「立ち上がりから見ていても全然調子が良くないんですけど、しっかりゲームを作っていますよね。良いピッチングでしたよ。悪いなりに7回1失点ですから、そういう部分ではよく投げたと思います。さすがだという感じがしますね」と評価した。

（ニッポン放送ショウアップナイター）