住宅購入代として1500万円詐取か…被害者が所有者を訪ねると「すでに契約解除」 警視庁

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2024年09月26日 13:30  TBS NEWS DIG

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戸建て住宅の売買で架空の転売先を示して1500万円をだましとったとして、会社役員の男が逮捕されました。被害者が所有者の自宅を訪ねたことなどで事件が発覚しました。

詐欺と偽造有印私文書行使の疑いで逮捕されたのは、東京・江戸川区の不動産会社社長・中川雅人容疑者(48)です。

中川容疑者は2018年、千葉県船橋市のホテル経営会社に対し、「神奈川県藤沢市の一戸建て住宅を購入できる。代金を預けてくれれば代わりに契約しておく」「転売すれば利益がでる」などと持ちかけ、ニセの登記の書類を示した上、現金1500万円をだましとった疑いがもたれています。

警視庁によりますと、中川容疑者は住宅所有者らとのあいだで土地建物を購入する契約を結んでいましたが、実際には転売するあてはなく、所有者への支払いも滞っていて、契約は債務不履行により解除されたということです。

その後、被害にあった会社の関係者が転売の話が進まないことを不審に思い、一戸建て住宅を直接訪問するなどしたところ、所有者と中川容疑者との売買契約がすでに解除されていたことが判明しました。

取り調べに対し、中川容疑者は「現金1500万円は借金の返済に使いました」「金をだましとったのは間違いないですが、登記の書類が偽造との認識はありませんでした」と容疑を一部否認しています。

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  • 容疑者を確保出来て何よりです。詐欺師はもっと罪を重くしていいいと思うんだ。
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